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「オッペンハイマー」興収10億円を突破 ジャパネットたかた創業者・髙田明氏が長崎でトークイベントに登壇

映画.com / 2024年4月15日 14時30分

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 第96回アカデミー賞(2024)の作品賞を含む最多7部門で受賞を果たした「オッペンハイマー」(公開中)が、今年公開の洋画唯一となる興行収入10億円を突破したことがわかった。また、4月14日は、「株式会社A and Live」代表取締役(ジャパネットたかた創業者)の髙田明氏、被爆者手帳友の会会長・朝長万左男による公開記念トークイベントが、ユナイテッド・シネマ長崎で行われた。

 本作は、第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者J・ロバート・オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を実話に基づいて描いた作品。クリストファー・ノーランが監督、脚本を務め、主演キリアン・マーフィのほか、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.らが出演。第96回アカデミー賞では、作品賞のほか、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、撮影賞、編集賞、作曲賞の7部門でオスカーを獲得した。

 3月29日に日本公開を迎えた本作は、IMAXではノーラン監督作品史上週末最高記録となり、累計興収は11億736万5480円(4月14日時点)、3週連続で洋画ランキング1位となった。ノーラン監督こだわりの映像をさまざまなフォーマットで鑑賞するリピーターも続出しており、告知当日に定員に達して話題となったIMAX、Dolby Cinema、35mmフィルム版を1日で堪能する3フォーマット制覇バスツアーも開催。コアなノーラン監督ファンが集い、濃厚な1日を過ごしていた。

 平戸市出身で過去にV・ファーレン長崎の社長時代には、サッカーを通じて平和の大切さを発信していた高田氏。満員の観客に迎えられた髙田氏は「本日のイベントへ登壇する、しないを1週間ほど悩みました。公開されてすぐ、佐世保の映画館で作品を拝見させて頂き、戦後78年、全世界へ発信する素晴らしい作品だと感じ、登壇させて頂きました」とイベント出演の経緯を説明。

 サッカー大会「平和祈念マッチ」など、未来を担う若者へのメッセージ発信を問われると「未来に向けて、原爆の問題を風化させない発信の方法を考えていかないといけない。さらに国の政治のあり方も変えていかないといけない」と語った。

 イベントの結びでは、髙田氏が「日本人は平和に対してもっと関心を持って欲しい。微力だけど無力じゃないという言葉が好きで、勉強すること、そしてその勉強したことを広げる意味で輪を広げていくことが大切だと思う」と語り、朝長氏が「今からは、市民が政府にモノを言える時代になる。あなたがどう考えるかが大切。世界と対話することが大切」と締めくくった。

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