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鈴木亮平&森田望智が語り尽くす「シティーハンター」 新たに作ったルールは?「冴羽獠が嫌われてしまうことは避ける」

映画.com / 2024年4月27日 10時0分

――それはNetflix作品だからということではなく?

鈴木:今は民放ドラマでもインティマシー・コーディネーターがだいぶ入るようになりました。もちろんNetflixさんが進んでるのは間違いないです。

森田:ここ2~3年で進んだ感じはあります。

――やっぱりここ数年、業界も意識を変えていこうという流れがあるということですね。ところで今回、お2人は共演してみていかがでしたか?

鈴木:僕は、森田さんのおかげで作品が助けられたなと思っています。獠ってやはり漫画っぽいキャラクターじゃないですか。でも、今回は香の目線、香の感情から観客が入ってくるというか、原作と現実世界をつなげてくれる役目だったので。そこで森田さんが兄貴に対する思いとか、本気の感情で、リアルなお芝居をやってくださった。その難しい役割を見事に果たしていただいたなと思っています。

森田:スタッフさんへの関わり方もそうですし、作品へのリスペクトというところでも、亮平さんが先陣を切って進んでいってくださったので、皆さんも私もついていきました。亮平さんは、銃にしろ、アクションにしろ、セリフにしろ、撮影中はセットの裏でずっと練習しているんです。役として冴羽獠さんを見たときに、あれだけ練習して、努力したものだからこそ、ここまでできるんだなと思いました。スクリーンだと裏側は見えないですが、ここまでしなきゃいけないんだ、ここまでしたらここまで体現できるんだ、というのが身にしみてわかりました。これから、自分が演じる上で指針となるような姿をいっぱい見せていただいたなと。

 亮平さんの演じる獠さんはすごく温度があるというか、役者としてこの作品を絶対に成功させるんだ、という亮平さん自身の思いも役に乗っていて。エネルギーがあって、ずっと見てしまいます。これは、役者さんがやるからこその魅力なんじゃないかと思います。

――それは、やはり現場に入っても役づくりを常に追求し続けるということですか?

鈴木:そんなつもりはないんですけどね(笑)。僕は普通にやってるつもりなんですけれど。

森田:亮平さんにとっては普通だと思うんですけど、私からしたら普通じゃなかったです(笑)。

鈴木:変だとはよく言われますね。結局、自分で何かを表現したり、自分じゃないものになったりするのが好きなんですね。それはこの歳になってわかってきたことなんですけど、なんだかそういうのが好きみたいですね(笑)。

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