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若手クリエイター発掘!「第16回京都映画企画市」で時代劇・歴史劇の企画募集開始

映画.com / 2024年5月17日 14時0分

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第15回優秀映画企画の馬杉雅喜監督と三井玲衣氏、犬童一心監督(左) (C)VIPO

 第16回「京都映画企画市 Kyoto Film Pitching」が10月5日にハートピア京都で開催されることが決定し、時代劇・歴史劇ジャンルの企画の募集がスタートした。

 「京都映画企画市」は、時代劇の拠点である京都の優位性を活かして、京都から若手クリエイターを世に送り出すことを目的とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテスト。第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査にて数作品を選定し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決定する。特定非営利活動法人映像産業振興機構(略称:VIPO)と京都府が主催。

 応募者の中から数名を選出し、現役のプロデューサー等への映画企画の相談会も実施。優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利が付与される。パイロット版映像制作は京都での撮影、東映京都撮影所もしくは松竹撮影所の協力とアドバイスにより制作が行われる。

 第15回の映画企画コンテストは、昨年9月23日にハートピア京都で開催され、犬童一心監督、松竹の矢島孝プロデューサーらによる厳正な審査の結果、馬杉雅喜監督の企画「サバイバル忍者」(共同脚本:三井玲衣)が優秀映画企画に決定した。同企画は、謎に包まれた偉人、国を正そうとする若き聖徳太子と、全忍者の祖であり、山奥で1人生きた純粋無垢の大伴細人(サビト)が繰り広げるアクションサバイバル活劇。佐野岳、濱尾ノリタカらが出演し、今年1月中旬に京都嵯峨野の林の中で撮影が行われた。

 第14回映画企画コンテスト会場でパイロット版が上映された、蔦哲一朗監督による2016年度優秀映画企画「黒の牛」は、歴代パイロット版から初めて長編化が実現。日本、アメリカ、台湾の国際共同製作で、徳島県と台湾にて35ミリフィルムで撮影。主演に台湾の名優リー・カーション、共演に田中泯、美術に部谷京子を迎えるなど国際色豊かなキャスト、スタッフが集結した(2024年以降公開予定)。

 また、第14回映画企画コンテストの優秀映画企画である鹿野洋平監督「うつつの光、うつる夜」パイロット版が6月6日にユーロライブにて、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2024(SSFF & ASIA 2024)」の「NEO JAPANプラグラム」で上映される。

 企画募集概要および応募方法は公式サイト(https://kyotofilmpitching.jp/application/)を参照。企画募集締切は7月16日。

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