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村上春樹原作のアニメ映画「めくらやなぎと眠る女」日本語版声優に磯村勇斗、玄理ら 深田晃司監督が演出担当

映画.com / 2024年5月23日 19時0分

■キョウコ役:玄理
村上春樹さん原作の作品に出演することは私の夢の一つでした。 しかもアニメで、 初めての声のお仕事で叶うとは。 バラバラの6つの短編の繋ぎ目はどこなんでしょうか、 巧妙に縫い込まれた小村とキョウ コとかえるくんの世界に引き込まれて 見終わった後もずっとこの時間の中に漂っていたくなる、 そんな作品です。 これは2009年にNYで種蒔かれて、 パリで芽を出し、 東京で今花咲いた私たちの物語。

■片桐役:塚本晋也
暗さと明るさに満ちた、目を反らせることのできない世界。そこにひととき住まわせていただいた。 監督と話しあったのは、分かりやすいものだけがいいものではない、ということ。簡単に見つからない答えに思いを巡らせながら、その世界に身を任せる。余韻に浸る。言葉でないところで感じたものが宝物になるはずだ。

■かえるくん役:古舘寛治(舘は 漢字正式表記:舎官)
不思議な作品です。日本を舞台にした日本人の話を外国の監督が作るアニメ。それだけでもあまり聞いたことがない。それによって不思議な世界が描かれてます。もともと英語を話す俳優で芝居を撮ってからそれをアニメにしたということで英語版の方が絵とセリフがピッタリハマってリアルなんだけど、作品のリアルは日本人だから日本語版の方がリアルに戻ってるとも言える。なのにアテレコという。そのズレも不思議さに拍車をかけている。しかし、、、アテレコは正直とても難しかったです。

■シマオ役:木竜麻生
ピエール監督と深田晃司監督のもと、 ご一緒するシーンのあった磯村勇斗さん、内田慈さんにも助けていただきながら、 シマオの声を演じられてとても嬉しく思います。 表現のなかで「声」というものの持つ良さ、難しさ、奥深さを感じましたし、とても学びの多い刺激的な経験でした。 「めくらやなぎと眠る女」 ぜひ日本語吹き替え版でも楽しんでいただけたらと思います。

■小村の隣人の少女役:川島鈴遥
静かな日常生活の中で起こる出来事によって揺れ動く内面を、繊細かつ大胆に描いたミステリアスな世界感。 観終わるとふわっとどこかへ飛んでいけるような軽さが身体に残る感覚が心地よく魅力的で、この作品に参加できたことをとても嬉しく思います。 ぜひ劇場で、「めくらやなぎと眠る女」の世界観に触れてみてください。

■小村の甥のジュンペイ役:梅谷祐成
この作品を初めて見た時、素敵な音楽にすぐ異世界に連れて行かれました。そこには地震という動かせない現実をベースに分岐点を迎える様々な人間模様が夢みたいに響きました。夢から覚めた時、見えない所の人や事柄に想いを馳せる大切さを学んだ気がします。 声の仕事は初めてで難しかったですが、素晴らしい作品に関われる事ができ自分にとっても光栄な分岐点になりました。

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