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舘ひろし&柴田恭兵「あぶない刑事」“最後の舞台挨拶”でファンに“最後のサプライズ”「行くぜ、タカ」「OK、ユージ」

映画.com / 2024年6月6日 16時0分

 “新しいファン”からも熱い感想が寄せられているが、柴田は「初号で役者やスタッフ、関係者で初めて本作を観たんですが、観終えた時に舘さんと目があって、ニコッと笑って頷いてくれたんですよね。タカはダンディで素敵だし、薫は変わらず爆発しているし、“トロイ動物”(仲村トオル演じる町田透)も頑張っているし…。他にもゲストの方や音楽も素晴らしくて、良い出来になったんじゃないか」と手応えを感じていた。

柴田「でもそう思っているのは70歳を過ぎた僕の感覚なんです。果たしてこの魅力が皆さんに届くだろうかと不安もありましたが、こうしてヒットしてくれてホッとしています」

 その言葉を受けて、舘は「『あぶない刑事』って、恭サマそのものだと思うんです。僕が土台で、恭サマがその上の建物のような……。38年前の1作目からやっていることは変わりません」と説明。柴田も「この、舘さんの懐の広さと優しさに助けられています。(タカ役が)舘さんじゃなかったら、こうはならなかったと思います。素敵な出会いだったと思いますね」と感謝の言葉で返した。

 続いて読み上げられたのは、往年の「あぶ刑事」ファンからの「過去作へのオマージュに感動。夏子のライブシーンでのあの曲に鳥肌が立った!毎日観に行きたい!!」という感想。このシーンについて舘は「夏子という女性が(グランドキャバレーである)カプリアイランドで歌うシーンでは若かりし頃の僕らが登場しますが、そこで僕が着用しているスーツは当時(80年代に)着用していたスーツの一つなんですね。今回こういう機会がたまたまあったものですから、当時のものを使ってみました」と貴重な裏話を披露。一方の柴田もこのシーンについて、「若い頃のユージが登場するということで、ちょっと生意気なユージの一面が表現できたらいいなと思い演じました」とこだわりを明かしていた。

 トークの終盤では、MCからそれぞれに異なる魅力を放つタカとユージを演じた2人へ「お互いに対して“カッコイイ”と感じる部分は?」という質問が。舘は「やっぱり『あぶない刑事』を作ったのは恭サマだと思います。軽快なアドリブや動き、これはもう本当に(柴田のような俳優は他に)誰もいないですね。本当に素晴らしいと思う」と称賛。柴田も「舘さんは優しいんです。本作で舘さん(演じるタカと)太鳳ちゃん(演じる彩夏)が話すシーンで見せていた、タカの娘を見守るような温かい表情。あんな表情は今までの『あぶ刑事』では見せていなかったですし、あれは(演じる役者の)根っこに優しさがないと出せない表情だと思うんですよね」と魅力を力説し、相思相愛ぶりを垣間見せていた。

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