1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

【今夜放送】「ミッション:インポッシブル」トム・クルーズはなぜ無茶なスタントをやれるのか? 見どころ紹介

映画.com / 2024年6月7日 6時0分

 そして、何よりストーリーが面白いんですね! まぁー、面白いです!! 無駄が一切ありませんし、洗練されていて古臭さも皆無です(フロッピーとかは時代は感じますけど)! シリーズの他の作品も、もちろん面白いですが、これ程までに〝原点にして頂点〟という言葉が似合う作品はそうはありません! 初っ端から手に汗握る展開で、一気に観客を引き込み、2度とは使えない大ネタな伏線回収も見ものです。

 あと、個人的に注目なのは、トムのヘアースタイルですね。本作では、誠実さと若さを感じるショートヘアー。トムの歴史の中でもショートヘアーはかなりレアで、個人的に大好きです。シリーズ通して、髪型も変化していくので、その変遷にも注目です。

 本作、実はトムが彼のキャリアの中で初めてプロデューサーとしても参加した作品なんです。本作は元々「古典的なアクション映画を復活させたかった」トム自身がパラマウント・ピクチャーズに持ち込んだ企画だったんですね。1966年から7年もの間、人々に愛されたテレビドラマシリーズ「スパイ大作戦」の世界観を踏襲した上で、イーサン・ハントが所属する“IMF”というスパイ組織を描いた映画作品、それが本作「ミッション:インポッシブル」なんですね。

 テレビシリーズで主役だったのはフェルプスという人物で、映画版にもフェルプスという人物自体は出てきます! ただ、ドラマ版とは立場が違って、彼は映画版ではトム演じる主人公イーサン・ハントの上司にあたるんですね。そういうわけで、世界観は引き継ぎながらも、物語は一新されているわけなんです。面白いですね。

 一方、オリジナルへのリスペクトにも溢れていて、「このテープは5秒後に消滅する」というIMF当局からの指令の台詞は、ドラマ版と全く同じ、そっくりそのまま使われていますし、“ジャ ジャ ジャジャッ♪”のお馴染みのメロディも、元々のドラマ版「スパイ大作戦」のテーマ曲をちゃんと踏襲してるんですね。このテーマ曲、物語が盛り上がる絶妙なタイミングでちゃんと掛かるんですよ! その意味で、元々の「スパイ大作戦」への愛情とリスペクトをとても感じる作品になっています。

 そして、スパイといえば、やっぱり007よろしくスパイ道具じゃないですか! 本作でも、〇〇を内蔵したメガネや、ガム型の〇〇などのスパイ道具が出てきます! ガム型の〇〇に関してはかなりツッコミどころも多いので、一体どんな道具なのか、楽しみにしておいてくださいね!

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください