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2024年上期の最推し映画は何? 映画.comスタッフが選んだ“マイベスト”を紹介

映画.com / 2024年7月6日 11時0分

【「映画 ◯月◯日、区長になる女。」概要】

劇作家・演出家のペヤンヌマキが監督を務め、2022年の杉並区長選挙を記録したドキュメンタリー。人口57万人、有権者数47万人という規模の選挙でありながら、わずか187票差で現職区長を破った岸本聡子と、彼女を草の根で支えた住民たちに密着した。

東京都杉並区在住のペヤンヌマキ監督が、自身の住んでいるアパートが道路拡張計画で立ち退きの危機にあることを知り、止める方法を調べ始めたことをきっかけに本作の制作を開始。地域問題の当事者となった監督が、それまで無縁だった選挙や政治の世界へ飛び込んで住民たちと連携しながら学び悩む過程をとらえ、候補者や支援者たちと合意形成のため対話を積み重ねていく姿を映し出す。

●「ミッシング」(劇場公開日:2024年5月17日)

【選出理由】

“引きずる系”の映画ですよね、本当に。僕は未だに引きずっています。親として、子として、家族として、働くものとして――それぞれの視点で直面できる物語。鑑賞中に“ズルいよ”と感じたことが2つ。ひとつは、吉田流演出の巧(うま)ずるさ。内から笑いが漏れ出ることで、僕自身も映画の当事者になっていた……そのことに気づいた時、思わず冷汗をかきました。で、もうひとつは青木崇高さんの涙。あの芝居、絶対に忘れませんから。(映画.com編集部 岡田寛司)

【「ミッシング」概要】

「空白」「ヒメアノ~ル」の吉田恵輔監督が、石原さとみを主演に迎えてオリジナル脚本で撮りあげたヒューマンドラマ。幼女失踪事件を軸に、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿をリアルかつ繊細に描き出す。

沙織里の娘・美羽が突然いなくなった。懸命な捜索も虚しく3カ月が過ぎ、沙織里は世間の関心が薄れていくことに焦りを感じていた。夫の豊とは事件に対する温度差からケンカが絶えず、唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々。そんな中、沙織里が娘の失踪時にアイドルのライブに行っていたことが知られ、ネット上で育児放棄だと誹謗中傷の標的になってしまう。世間の好奇の目にさらされ続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じるように。一方、砂田は視聴率獲得を狙う局上層部の意向により、沙織里や彼女の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材を命じられてしまう。

●「無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語」(劇場公開日:2024年1月2日)

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