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2024年上期の最推し映画は何? 映画.comスタッフが選んだ“マイベスト”を紹介

映画.com / 2024年7月6日 11時0分

18年前の台湾。高校3年生のジミーはアルバイト先で4歳上の日本人バックパッカー、アミと出会い、天真爛漫でどこかミステリアスな彼女に恋心を抱く。アミもまた、ある秘密を抱えながらもジミーにひかれていく。しかし突然アミの帰国が決まり、意気消沈するジミーにアミはある約束を提案する。現在。人生につまずいて久々に帰郷した36歳のジミーは、かつてアミから届いたハガキを再び手に取り、あの日の約束を果たすべく日本へ向けて旅立つ。東京から鎌倉・長野・新潟、そしてアミの故郷・福島へと向かう道中で、彼女と過ごした日々の記憶がジミーの心によみがえる。

●「デューン 砂の惑星 PART2」(劇場公開日:2024年3月15日)

【選出理由】

実は、見る前から今年のNO.1に決まっていました。デビッド・リンチ版もリバイバルされ、個人的に今年はデューン・イヤー。とにかく「スター・ウォーズ」の記憶が上書きされる感じが快感でした。ポール・アトレイデスが「ルーク・スカイウォーカー」の原形であり、クイサッツ・ハデラッハが「ジェダイ」に置き換わり、声を使った超能力が「フォース」になった……。ビルヌーブの「デューン」はSF映画史を塗り替えました。次回作も超期待です。(映画.com編集長 駒井尚文)

【「デューン 砂の惑星 PART2」概要】

「メッセージ」「ブレードランナー2049」のドゥニ・ビルヌーブ監督がフランク・ハーバートのSF小説を映画化し、第94回アカデミー賞で6部門に輝いたSFアドベンチャー大作「DUNE デューン 砂の惑星」の続編。ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソンら前作のキャストに加え、オースティン・バトラー、フローレンス・ピュー、レア・セドゥが新たに参加している。

その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる砂の惑星デューンで繰り広げられたアトレイデス家とハルコンネン家の戦い。ハルコンネン家の陰謀により一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポールは、ついに反撃の狼煙を上げる。砂漠の民フレメンのチャニと心を通わせながら、救世主として民を率いていくポールだったが、宿敵ハルコンネン家の次期男爵フェイド=ラウサがデューンの新たな支配者として送り込まれてくる。

●「映画 ◯月◯日、区長になる女。」(劇場公開日:2024年1月2日)

【選出理由】

面白い作品が多い選挙ドキュメント、しかし女性監督が女性候補を撮った映画ってこれまであったかな? と、杉並区長となった岸本聡子さんへの興味、映画「お母さんが一緒」(原作/脚本)のペヤンヌマキさんが監督ということで鑑賞。区長選の結果のその先のラストでは思わず涙し、民主主義の希望が見えた。政治の世界でなくとも、何か新しい一歩を踏み出したい人に見てほしい1作です。(映画.com M)

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