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過去10年のベスト・モダン・スラッシャー映画12選

映画.com / 2024年7月8日 23時0分

第9位「ザ・スイッチ」(2020)
超自然的な出来事によって、連続殺人鬼ブッチャーと体が入れ替えてしまった10代の少女ミリーをキャスリン・ニュートンが見事に演じた。「ハッピー・デス・デイ」で70年代や80年代のハイコンセプト・コメディをスラッシャーのサブジャンルとして再発明した監督クリストファー・ランドンと脚本家マイケル・ケネディによる作品で、ヒューマニズム的なアプローチを採用し、70年代や80年代の映画にはなかったクィアキャラクターの居場所を切り開いた。

第8位「アトラクション」(2018)
時期的な問題かもしれないが、グレゴリー・プロトキン監督の「アトラクション」は、長く続くシリーズ化ふさわしい作品だと感じた。旅するホラー・テーマパークという設定だけでも、シリーズ化構想に活力を与えるには十分。好感の持てる登場人物たちを、さまざまなマスクをコレクションする殺人鬼 “アザーズ”がいるテーマパークに解き放つことで、若者なら誰もが抱くであろう悪の幻想的な性質に直接語りかけるスラッシャー映画が完成した。古典的なホラーの公式がいまだに有効であることを思い出させてくれた。

第7位「BODIES BODIES BODIES ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ」(2022)
裕福な若者たちが、ハリケーンの中、豪邸に閉じ込められると、楽しいはずのパーティゲームが一転、仲間のうちの1人がしたいとなって発見される。これ機に、非難、侮辱、秘密の暴露、未解決の嫉妬の嵐へと発展し、誰もが容疑者となり、忘れがたい結末を迎える。Z世代の最悪で、最高に面白い特徴が描かれている。

第6位「ストレンジャーズ 地獄からの訪問者」(2018)
2008年「ストレンジャーズ 戦慄の訪問者」の続編。オートキャンプ場にやってきた家族が、覆面をかぶった3人組の殺人鬼に追い詰められていく。前作のような冷徹で容赦ない高みには達していないものの、ヨハネス・ロバーツ監督は新たな道を切り開き、新たな恐怖、珍しい舞台設定の独創的な使い方、そしてボニー・タイラーの 「Total Eclipse of the Heart」に合わせたプールでの追跡シーンなどで、スリリングな追跡ゲームに80年代の感覚をもたらした。

第5位「The Ranger(原題)」(2018)
ジェン・ウェクスラー監督によるパンクロック・スラッシャー。チェルシーとバンド仲間たちは、地元警察から追われて森に逃げ込むが、森を自分の縄張りとみなし、この奪われた土地を自分の運命の地とみなすレンジャーに遭遇する。平和、保護、抗議行動のひとつひとつが、世界を所有すると主張する者たちに対する危険な行為として認識される世界において、ますます意味を持つようになったスマートなスラッシャー映画だ。

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