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ディザスター映画歴代ベスト10 米紙が選出

映画.com / 2024年7月22日 20時0分

第7位「インポッシブル」(2012)
2004年のインド洋大津波に遭遇したマリア・ベロンとその家族の実話にインスパイアされたJ・A・バヨナ監督の作品。バヨナ監督はは津波の威力、そして津波が残した破壊の跡を見事にとらえた。家族がトラウマを克服していく過程は津波の恐怖ほど力強く描かれていないが、ナオミ・ワッツが傷つきながらも生き延びようと闘う主人公を、決意に満ちた感動的な演技で体現しているため十分に説得力がある。

第6位「渚にて」(1959)
ネヴィル・シュートが1957年に発表した小説をスタンリー・クレイマーが映画化。核戦争によってオーストラリア南東部以外が居住不可能となった世界を舞台に、グレゴリー・ペックとアンソニー・パーキンスが演じるアメリカ軍将校たちが、サンディエゴから届く謎の信号を追いかけながら、世界を救うために最後の努力をする姿を描く。核戦争がもたらす可能性のある最終的な結末に焦点を当てながらも、最も起こりそうな運命を明言しないことで巧みに恐怖を抱かせる作品だ。

第5位「ポセイドン・アドベンチャー(1972)」
70年代で最も記憶に残る人気ディザスター映画の1本である本作は、数十年経った今でもスリリングな作品だ。ニューヨークからアテネに向かう豪華客船が津波で横転してしまう。乗客と乗組員を救うために陣頭指揮を執るのは、ジーン・ハックマン演じる牧師である。アーネスト・ボーグナイン、ジャック・アルバートソン、シェリー・ウィンタース、レッド・バトンズという豪華なアンサンブル・キャストが、苦境に立たされたすべての登場人物に対して観客が常に関心を抱かせるような名演を見せている。

第4位「コンテイジョン」(2011)
ディザスター映画といえば、竜巻、難破船、飛行機事故、津波など、物理的な災害について語るのが一般的だ。スティーブン・ソダーバーグ監督の本作は感染病についてのディザスター映画という点で他の作品と異なる。ソダーバーグ監督は、自分が想像した出来事を正確に描くために世界保健機関に相談し、その結果、引き込まれるような、吸い込まれるような作品が完成した。この映画は、2020年の新型コロナウイルスによるパンデミック時にいかに強力でリアルであるかを証明した。

第3位「タワーリング・インフェルノ」(1974)
このジャンルの代名詞ともいえる、70年代最大のディザスター映画のひとつ。2億ドルを超える興行収入を記録し、その年で最も成功した映画となった。それから数十年経った今でも、上映時間が長すぎるものの大いに楽しめる。ジョン・ギラーミン監督の演出は一流で、ポール・ニューマンとスティーブ・マックィーンという映画スターたちを中心として素晴らしいアンサンブルも格別だ。

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