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ディザスター映画歴代ベスト10 米紙が選出

映画.com / 2024年7月22日 20時0分

第2位「フライングハイ」
デビッド&ジェリー・ザッカー兄弟とジム・エイブラハムズがメガホンをとった本作は、食中毒で大混乱に陥った民間ジェット機を無事に着陸させる唯一の希望はアルコール依存症の元戦闘機パイロットという常軌を逸した筋書きで、70年代ディザスター映画の滑稽さとメロドラマを愛情を込めて風刺した傑作コメディ。キャスト全員が、たとえおふざけの数々に囲まれていたとしても、恐怖の状況のを見事に表現している。スリル満点というわけではないが、思わず引き込まれて感情移入してしまう一作だ。

第1位「タイタニック」(1997)
本作をディザスター映画と呼ぶのは、ジェームズ・キャメロン監督による一大ムーブメントを過小評価しているような気がする。巨大な叙事詩のような映画であり、それをひとつのジャンルのレッテルでくくることは、映画史におけるこの映画の大きさを正当に評価することにはならないだろう。キャメロン監督は場面設定に時間をかけており、豪華客船タイタニック号が氷山に衝突するのは映画の半ばを過ぎてからだが、その崩壊のスケールの大きさには目を見張るものがある。

 本作を史上最高のディザスター映画にしているのは、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが演じる主人公カップルの壮大な愛の障害として、この災難を描いていることだ。船が沈没したとき、人間の労苦の大きさに胸が張り裂けそうになるし、この2人の映画スターの輝きに満ちた結びつきにどれほど感情移入してしまうことか。これほど深く胸を打つディザスター映画は他にない。

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