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【ピクサーの未来は明るい!】「インサイド・ヘッド2」世界的大ヒットに、監督&プロデューサーが確かな手応え

映画.com / 2024年7月27日 10時0分

 マーク・ニールセン:ありがとう。私自身もピクサーには、明るい未来が待っていると信じているんだ。確かにコロナ禍は、映画館が休業を余儀なくされて、スタジオとしても厳しい時間を味わったけれど、いまはこうして、多くの観客が映画館に戻ってきてくれている。とても心強く思っているよ。

 ケルシー・マン:とにかく、みんなが楽しめて、誰もが共感できる映画を作りたいと思ったんだ。誰かを排除することはしたくなかったし、ライリーがティーンエイジャーになる経験には、多くの人が共感できるはずだからね。いまは子どもの観客だって、いつからは理解できるだろうし。

――“共感”は、ピクサーにとって非常に大切なエッセンスだと思います。

 マーク・ニールセン:意味のある普遍的なテーマを、誰もが共感できる形で、愛情込めて丁寧に作り上げる。もちろん、語るべきストーリーがあることも大前提。そういったものを積み重ねて、「インサイド・ヘッド2」のような作品が完成すれば、観客が劇場に戻ってきてくれることが証明されたと、いますごく感じているね。ご存知の通り、ピクサーには才能溢れるクリエイターがたくさんいる。ここにいるケルシーもね。そんな仲間たちと、これからもたくさんの長編映画を作っていければ、ピクサーの未来は明るいとハッキリ言えるね。

「インサイド・ヘッド2」は8月1日から公開。

【ケルシー・マン(監督・ストーリー)】

ノーザン・ミシガン大学で学び、コマーシャル・スタジオでアニメーションのキャリアを始める。その後、カートゥーン・ネットワーク、ワーナー・ブラザース、ルーカスフィルム・アニメーションなどでアニメーション、絵コンテ、演出などを手がけ、2009年にピクサー・アニメーション・スタジオに入社。「モンスターズ・ユニバーシティ」ではストーリー・スーパーバイザーを務め、「トイ・ストーリー3」にも参加。「モンスターズ・ユニバーシティ」の短編「モンスターズ・パーティ」では、監督を務めた。「アーロと少年」「2分の1の魔法」でストーリー・スーパーバイザーを担った。

【マーク・ニールセン(プロデューサー)】

チコ州立大学でジャーナリズムを学んだ後、映画制作アシスタントとして、キャリアを積む。1996年にピクサ一・アニメーション・スタジオに入社。モデリング、ライティングなどのスタッフとして、「バグズ・ライフ」「トイ・ストーリー2」「モンスターズ・インク」「カーズ」に参加。短編映画「メーターと恐怖の火の玉」でプロデューサーを務めた後、「カーズ2」「インサイド・ヘッド」でアソシエイト・プロデューサーを、「トイ・ストーリー4」ではプロデューサーを担当。ディズニー・プラスの短編シリーズ「フォーキーのコレって何?」のプロデュースも手がけている。

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