古田新太がデッドプールの魅力を学生たちに熱血講義！ 「適切なことをしていても面白くない」

　3つ目にあがった「最強であること」については、「スパイダーマンとかはすぐやられて悩むけど、悩んだってしょうがないからね。デップーちゃんは偶然最強の身体を手に入れちゃったわけだけど、とてつもなく強い。しかも武器が日本刀だから、敵が血みどろになっちゃう（笑）」と話し、「デッドプールの戦い方に世界平和はないから！　ファミリー・友達・恋人がヤバい時に相手を全力でやっつける。そんなところが信用できるし、応援したくなっちゃうよね」と熱く語った。

　MCの笠井から古田も前述の3か条を兼ね備えていることを指摘されると、デッドプールと似ているところについて「不適切なところですかね。それと友達好き。痛みに強い。大けがとか大病とかするんですけどすぐに復活するところも似ている」と分析していた。

　続いて、参加者から「受験勉強が苦しいくらい辛いです。どうすればいいですか？」と質問されると、「やめちゃえば？（笑）」と言い放ちながらも、「いろんな生き方があると思うけど、そこにどうしても行きたいの？　そこはちゃんと勉強しないといけないレベルのところかな？　じゃあ勉強しないとだね。ただ本当につらいならやめても良いと思う」と回答。「女性と緊張せずに話す方法は？」という質問には、「緊張するのは自分の良いところを見せようとするから。失敗しちゃいけないとか、良く思われたいとか、カッコよく見せなきゃと思うから緊張する。そう思わなければ大丈夫。“だって俺だもん”って最初から自分を見せていく。ハードルを最初から下げちゃえば大丈夫！」と伝授した。

　さらに、「大人になるまでにやっておいた方がいいことがあれば教えてください」という質問には、「大人になるとあらゆる責任がのっかってくる。大人になるということは人をちゃんと愛することができるようになるということ。守る人ができるまでは甘えてOK」とあたたかな言葉をかけた。

　「デッドプール＆ウルヴァリン」は全国公開中。8月8日には東京・グランドシネマサンシャイン池袋と大阪・TOHOシネマズ梅田にて応援上映が開催される。詳細は公式サイト（https://marvel.disney.co.jp/movie/deadpool-and-wolverine/news/20240801_01）で確認できる。