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桐谷健太が芸能界の闇を暴く週刊誌記者に! テレ東ドラマ初主演「Qrosの女」10月7日スタート

映画.com / 2024年8月21日 7時0分

 この物語の主人公が、自分が犯した過去や、情報が持つ包容や狂気、葛藤を抱えながらも喜びも感じてしまうという正義のなかから、何を選び掴み取るのか、その道のりを楽しみにしています。

Q.撮影にあたっての意気込みをお聞かせください。

 この人物を演じていく上で、自分のなかでも何が変化していくのかが興味深いです。

Q.放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

 今や情報は、衣食住、と並ぶほど我々の内側や外側に根づき、それぞれが持って生まれた「本当の自分」があった事を忘れる、ということさえ忘れるくらいに大きく、そして細部にまで入り込みました。ただそれは悲しい一面だけではなく、光が射し込むような素晴らしい面もあるということです。この物語の主人公が、飛び込んだ情報の大渦のなか、もがきながらも何を選び、生きていくのか、そこを魅力的に表現出来ればと感じています。

■誉田哲也(原作者)

 私はこの「Qrosの女」以外にも、マスコミや情報社会に関する小説を書いてきました。

 それらの多くは「人間が心の奥底に持つ『知りたい』という欲求、その醜さといかにして向き合うべきか」というテーマを内包し、それに応える形でメッセージを発するものでした。でも正直、そういう物語は、キツい。人間の本性を晒すだけで、救いがない。だったら、と思って書いたのが、この「Qrosの女」です。

 確かに「厳しい真実」を突き付ける物語は必要ですが、たまには真逆の「優しい嘘」の物語があっても、いいんじゃない? そんな気持ちで、この作品を書きました。魅力的なキャストが揃いました。原作同様、ドラマも楽しんでいただけたら幸いです。

■森田昇(チーフプロデューサー)

 今も昔から変わらず芸能人・政治家など著名な人々のスキャンダルが、世の人々の注目を集め話題になってきました。それらの記事がSNSの力によって更に拡散し情報は盛られ、一般の人々がその対象を叩くこともよく見られます。これらの現象は大変現代的であり、まさに今を表していると思われます。そんな今だからこそ、「Qrosの女」はやるべき作品であり、ドラマを通してこれらの現象の怖さや難しさを描ければと思います。

 とはいえ、社会を告発する堅い側面ばかりでなく、原作小説のミステリアスなストーリーに、昨今のスキャンダルなどのネタを織り込ませながら最高のエンタテインメントを作りたいと思います。そして今回、桐谷さんをはじめ強力な役者さんが数多く参加してくれることになりました。様々な業界でうごめく癖のあるキャラクターがたくさん登場し楽しめます。

 今だからこそ見たいと思わせる、まさに現代を斬るエンタテインメント作品です。

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