有村架純&坂口健太郎にとって“愛”とは? 釜山国際映画祭で「さよならのつづき」に込めた想いを明かす
映画.com / 2024年10月4日 9時0分
Getty Images
有村架純と坂口健太郎が主演を務めたNetflixシリーズ「さよならのつづき」が、第29回釜山国際映画祭のオンスクリーン部門に日本作品として初めて正式招待され、有村と坂口、黒崎博監督が10月3日に同映画祭で行われたワールドプレミアに出席した。
本作は、事故で恋人を失った女性とその恋人に命を救われた男が、北海道とハワイを舞台に運命に翻弄される美しくも切ない愛の物語。完全オリジナルストーリーとなり、「8年越しの花嫁 奇跡の実話」「余命10年」の岡田惠和が脚本を手掛けた。
釜山国際映画祭のオンスクリーン部門は、2021年に新設された配信ドラマ向けの部門で、その年に最も期待される話題のドラマを紹介する。世界初上映となるワールドプレミアには、満席の約800人の観客が来場。有村と坂口が韓国語で挨拶すると、観客から歓声があがった。
司会者から「脚本を書かれた岡田惠和さんと、この作品を作り上げるにあたって悩まれたと記事で読みましたが、制作過程を改めて教えてください」と質問された黒崎監督は、「最初の発端は本作のNetflix岡野真紀子プロデューサーの個人的な体験から着想を得てスタート」したことを明かし、「ラブストーリーではありますが、人を愛することってなんだろうという非常にシンプルな問いに対して、キャストスタッフ全員でその答えを探す旅をする為に、たくさんの綿密なリサーチを重ねていきました」と回答。
愛する人を亡くすも、はつらつとした姿を見せるなど、複雑な感情を持っているようにも見える主人公・さえ子を演じた有村は、役づくりについて「日本人はどちらかと言うと控え目で繊細な表現をすることが多いと思いますが、嬉しい、楽しい、悲しい、怒りのような素直な感情を思いっきり気持ちよく表現できるような女性像を目指しました。さえ子というキャラクターの強さや無邪気さを表現できたらいいなと思い挑戦しました」と試行錯誤しながら役を作り上げていったことを明かした。
有村同様、難しい役どころに挑んだ坂口は、「自分の体があって、そこにある種2人の意識があって、撮影中も今は一体どちらの自分なのか説明ができないほどでした。そんな経験は誰もしてきていないからこそ、監督とスタッフと話し合いながら少しつづ積み上げていきました」と述懐。「正解がないと思っていたので、ひとつのシーンを何度も紆余曲折を経ながら地道に積み上げるように撮影していきました。今でも正解はわからないですが、みんなで人物像を作り上げていきました」と振り返った。
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