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「シビル・ウォー アメリカ最後の日」キルステン・ダンストインタビュー “恐怖の赤メガネ男”演じた夫、ジェシー・プレモンスにも言及

映画.com / 2024年10月10日 9時0分

 共演陣たちについては、「プリシラ」「エイリアン ロムルス」など、話題作への出演が続き、スミスを追いかけるような駆け出しカメラマン・ジェシーを演じたケイリー・スピーニーと「すぐに意気投合した」そうで、「演技へのアプローチが私たちはとても似ているんです。だから何の苦労もなく、楽に演技ができたし、楽しむこともできた」「現場では妹のような存在だった」と笑顔を見せる。

 「お前は、どの種類のアメリカ人だ?」というセリフで、公開直後に日本のSNSでも話題を集めた、恐怖の赤メガネ男を演じたのは、ダンストの夫でもある、ジェシー・プレモンスだ。プレモンスのキャスティングについては、実は、元々演じる予定だったキャストが急遽降板、困り果てた監督がダンストに相談したことで実現した偶然の賜物だった。「ジェシー(・プレモンス)が(ロケ地の)アトランタで子供の世話をしていたから、“すぐそばにいい俳優がいるわよ”と監督に伝え、彼と監督を引き合わせた。あれはリハーサルの時だった」と奇跡のキャスティングの裏側を明かす。そして「あのシーンは本当に残酷だった。誰もあのような役は決して演じたくないし、2日間続けてあのような光景を目にしているのもつらかった。人種差別的で、気分が悪くなるし、本当にひどく恐ろしいシーン」だと振り返る。

 これから本作を見る日本の観客には「とても誇りに思っている作品だから、日本の皆さんにはドキドキハラハラして、恐ろしさも感じてほしい」「いろんな意味で規模の大きい作品だと思う」「とにかく楽しんで、様々なことを感じて、感じたことを友人に伝え、その会話が議論に発展してくれたらうれしい。観たあとに誰かと話したくなるような映画」とメッセージを送った。

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