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北川景子主演、山崎豊子著「花のれん」をSPドラマ化 日本のショービジネスに人生を捧げた女性興行師の生涯を描く

映画.com / 2024年10月23日 5時0分

 脚本は、映画「Dr.コト―診療所」(23)、ドラマ「友情 平尾誠二と山中伸弥『最後の一年』」(23/テレビ朝日)、「Destiny」(24/テレビ朝日)などを手掛けた吉田紀子が担当。北川とは「みをつくし料理帖」(12・14/テレビ朝日)でタッグを組んだ間柄で、直近作「団地のふたり」(NHK)も好評を博している。

 吉田は「まさか、私に山崎豊子さん原作のドラマ依頼が来ると思わなかったので、正直ちょっと驚きました。山崎先生独特の、けれん味あふれる作品は、視聴者としては面白く拝見していますが、いざ自分が脚色するとなると、かなりの力技(ちからわざ)が必要だなと、覚悟をして臨みました」と決意のコメントを寄せた。

 “座長”北川のもと、共演には山崎作品ゆかりの俳優たちが名を連ねるほか、お笑い界からも個性豊かなキャストが集結する。共演陣は続報にて発表される。

 「山崎豊子生誕100年記念 テレビ朝日ドラマプレミアム 花のれん」は25年放送予定。北川と脚本を手掛けた吉田のコメント、あらすじは以下の通り。

【北川景子】

――オファーを受けたときのお気持ちを教えてください

私は元々、「大地の子」や「二つの祖国」など山崎豊子先生の作品の大ファンなんです。実は両親も先生の作品が好きで、実家には文庫本が揃っていたので中学時代、夢中になって読んだことを覚えています。だからオファーをいただいたときは、まさか自分が山崎先生の作品に出演できるなんて……と驚きましたし、とてもうれしかったです。

――女性プロデューサーの先駆け的存在・河島多加という役柄を演じて感じることは?

彼女の人生の“濃さ”ですね。この作品で私は多加の40年間の半生を演じるのですが、朝、子ども時代の久男とかるたで遊ぶシーンを撮影したと思ったら、夜には成長した久男に召集令状が舞い込む辛い場面を撮るなど、朝夕で一気に年齢を重ねる状況があるので、毎日が“激動”です。1シーンごと体当たりで挑むのが精一杯の日々ですが、それだけ多加の人生が激動かつ濃密だったんだなと感じています。

演じていて感じるのは、多加はとても強い女性だなということ。特に夫亡きあと、息子を育てながらひとりで寄席を拡大していったところは気丈でタフだなと思いますし、明るく前向きな女性なので演じながら彼女に励まされ、勇気をもらっているような気がします。

――演じる上で心がけているところがあれば教えてください

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