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【インタビュー】熊切和嘉監督×正源司陽子「ゼンブ・オブ・トーキョー」撮影で垣間見た東京の表情

映画.com / 2024年10月24日 10時0分

 正源司「私は皆とバラバラになってしまい、色々なグループに街で巡り合っていくという設定なのですが、カフェのシーンは特に好きです。観てくださる方にも、そのシーンは楽しんでもらえたら嬉しいなと思います」

 冒頭で「ガラッと作風を変えてきた」と記述したが、だからといって熊切監督らしさが消えているわけではない。俯瞰した立ち位置で街を見据え、そのなかで躍動する正源司ら瑞々しいキャストの魅力を撮りこぼすことは決してない。主演として作品世界を生きてみて、正源司の胸中には何かしらの欲が芽生えるなど、心の移ろいがあったのか聞いてみたくなった。

 正源司「映画に出演するって、ずっと夢だったんです。まさか初めての映画で主演させていただけるだなんて、いまだに驚いていますし、本当に光栄でした。キャラクターの人生の1ページを切り取って演じさせていただいたことで、色々な人の生き方を感じることができました。その点が、私は最も興味深かったので、機会があれば再挑戦したいです。色々な役に挑戦して、自分がどういう人間なのかを知りたいとも思いました」

 熊切「僕が正源司さんを“映画向き”と感じたのは、まさにいろんな色に染まれそうだと思ったからですよ」

 正源司「ありがとうございます。嬉しいです!」

 ちなみに、正源司はクランクイン前に「#マンホール」を観賞したという。

 正源司「スリラー映画ってこれまで食わず嫌いで、あまり観たことがなかったんです。ラストに向けて夜中に『うわああ』って変な声を出しながら拝見していて、とにかく面白くて引き込まれました」

 熊切「こんなにひどい事をさせられるのかって思ったでしょう(笑)。菊地凛子さんが主演した『658km、陽子の旅』という作品もあるので、陽子繋がりじゃないですが、ぜひ見てみてください」

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