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トニー・レオン、東京国際映画祭の取り組みを「実にすばらしい」と称賛 審査員会見で語る

映画.com / 2024年10月29日 15時0分

トニー・レオン、東京国際映画祭の取り組みを「実にすばらしい」と称賛 審査員会見で語る

 東京・日比谷、銀座、有楽町エリアで開催されている第37回東京国際映画祭の審査員会見が10月29日、TOHOシネマズ シャンテで行われ、コンペティション部門で審査委員長を務めるトニー・レオン、審査員のエニェディ・イルディコー、橋本愛、キアラ・マストロヤンニ、ジョニー・トーが揃って登壇した。

 コンペティション部門では数多くの映画の中から厳選された15本の作品を上映。うち9作品がワールドプレミア、1作品がインターナショナルプレミア(製作国外初上映)、残り5作品はアジアンプレミア(アジア初上映)となる。映画祭の最終日には授賞式が行われ、5人の審査委員によって選考された東京グランプリ、審査委員特別賞、最優秀監督賞、最優秀女優賞、最優秀男優賞、最優秀芸術貢献賞が授与される。

 トニー・レオン審査委員長は「東京に戻ってくることができて大変うれしく思っています。そして非常に名誉なことに、今年の東京国際映画祭の審査委員長を務めることになりました。コンペには今回もいい作品がたくさんあると思います」と挨拶。続くイルディコーは、「本日はこの場に立つことができて興奮しています。このすばらしい方たちと仕事ができるのが楽しみ。東京は2度目。『心と体と』の時に東京に来たのですが、その時も大変感動する経験をさせていただきました。今回もいろいろな興味を持ちながら、この場に立たせていただきたいなと思っています」と話した。

 さらに橋本が「東京国際映画祭とは今までさまざまな形で関わらせていただいたのですが、今年ははじめて審査員という重要な役目を担わせていただくことになりました。このような錚々たる皆さまと時間をともにするのは本当に震えるほどに緊張もしますし、でも心から光栄だと思っていて。自分の人生でこういう機会は二度とないと思いますので、思い切り楽しんで、映画をたくさん観られる日々に浸りたいと思います」と意気込むと、マストロヤンニも「2度目の東京です。審査員としてこの東京国際映画祭に参加できますことを大変うれしく思います。ここに集まった皆さんと過ごすことを楽しみにしていますし、たくさんのフィルムメーカーの方を発見したいですし、この経験を楽しみたいと思います」とあいさつ。

 さらにトー監督も「日本に来ることを楽しみにしていました。わたしは年に何回も日本にやってくるんですが、なぜかというと日本の食が大好きだから、本当にいい役を引き受けたなと思っています。そしてさっそくトニーからも美味しいものをたくさん教えてもらいました。来日してからも美味しいものを食べ続けていたんですが、映画祭期間中は仕事もしないといけない。だから映画祭の中ですばらしい映画をたくさん発見して、そしてわれわれアジア映画のためにいろいろと貢献したいと思います」と呼びかけた。

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