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入江悠監督、自主制作から商業映画へシフトチェンジするきっかけとなった「SR3」当時の思いを語る

映画.com / 2024年11月5日 14時0分

 その指摘に思うところがあったという入江監督は「だから僕は、これを青春の最後の思い出にして。つぎの技術を学ぶ過程にいかないといけないなと思ったんです。逆に言うと、商業をやっていると、主役俳優と一緒にまっさらなセットを歩くなんてことはできない。でもそれを『サイタマノラッパー3』ではやり遂げることができた。その2つのことをどう組み合わせていくか、というのが僕の今後の課題ですね」と語る。

 そんな流れで最後は登壇者たちで即興ラップを披露することに。ビートボックスのリズムに合わせながら「どの街に行っても悪戦苦闘しながらPR活動してきた、SRサイタマノラッパー。もうこんなことしたくねぇなと思いながらも今だ12年経ってもやってる! いい加減にしろバカヤロー!」と奥野が叫ぶと、そこに水澤が「俺がMCトム、今日の来場、どうもありがとう! キープオンムービン! 俺たち動き続ける、それをやってる。生きざま! マイティ、マイクをつなげ!」といった感じで続け、さらに奥野が「サイタマ生まれ、ブロ畑育ち。山の幸とは~だいたい友だち!」とマイティならではのブロッコリーを主題としたラップを披露するなど、終始、会場を大いに盛り上げた。

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