「はたらく細胞」片岡愛之助、新納慎也、小沢真珠、Fukaseが奇抜なメイク&衣装で大暴れ! 武内監督がキャスティング秘話を明かす
映画.com / 2024年11月8日 12時0分
(C)清水茜/講談社 (C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 (C)2024映画「はたらく細胞」製作委員会
永野芽郁と佐藤健が共演し人気漫画を実写映画化する「はたらく細胞」から、細菌役の片岡愛之助、新納慎也、小沢真珠、そして細胞たちの最強の敵を演じるFukase(「SEKAI NO OWARI」)をとらえた場面写真が公開された。
本作は、細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画「はたらく細胞」とスピンオフ漫画「はたらく細胞 BLACK」を実写化するもの。「翔んで埼玉」の武内英樹監督がメガホンをとり、同作で組んだ徳永友一が脚本を担当した。人間の体のなかを舞台に繰り広げられる“世界最小の物語”を紡ぐ。
永野が赤血球役、佐藤が白血球(好中球)役で主演を務め、阿部サダヲが不摂生な父・漆崎茂健役、芦田愛菜が健康優良な娘・日胡役で共演。そのほか、山本耕史(キラーT細胞)、仲里依紗(NK細胞)、松本若菜(マクロファージ)、染谷将太(ヘルパーT細胞)、深田恭子(肝細胞)、板垣李光人(新米赤血球)、加藤諒(先輩赤血球)、マイカピュ(血小板)が出演。さらに、加藤清史郎が日胡の憧れの先輩・武田新役を演じ、“恐るべき”細菌役で片岡(肺炎球菌)、新納(化膿レンサ球菌)、小沢(黄色ブドウ球菌)が参戦。細胞たちの最強の敵役を、Fukaseが務める。
「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」でガラの悪い大阪府知事を演じ、インパクトを残した片岡が任されたのは、肺炎などを引き起こす毒性の強い細菌・肺炎球菌。映画本編では、体内の意外なところに潜み、酸素を運ぶ赤血球(永野芽郁)に突如襲いかかるシーンも。
武内監督は、「片岡さんの方から、武内監督とまた一緒にやりたいと言ってくださったんです。ただ、次は『はたらく細胞』をやりますとお伝えしたものの、その時点で配役はほぼ決まっており、細菌の役しか残っていない。片岡さんは、それでもいいから参加したい!とおっしゃってくださったんです」と裏側を明かす。
その言葉をきっかけに肺炎球菌役をオファーしたものの、「細菌役は素顔がわからなくなるほど本格的なメイクや衣装を纏うことから、私にはしっかり片岡さんとわかりますが、誰が演じているのかわからなくなってしまうという懸念が……。片岡さん、今ごろ後悔していないかなと、ちょっと心配しています(笑)」と胸の内を語った。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の阿野全成役や、NHK連続テレビ小説「おむすび」などへの出演でも注目を集める新納は、咽頭・消火器・皮膚などに生息するごくありふれた常在菌の一種だが、多様な疾患の原因となることがある化膿レンサ球菌役で参戦。鋭いトゲや触手を持つ凶悪な細菌として、細胞たちの前に立ちはだかる。
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