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有村架純×坂口健太郎「さよならのつづき」 坂元裕二、塚原あゆ子監督らが絶賛 「がんばって!の声を一生分あげてしまいました」

映画.com / 2024年11月9日 12時0分

有村架純×坂口健太郎「さよならのつづき」 坂元裕二、塚原あゆ子監督らが絶賛 「がんばって!の声を一生分あげてしまいました」

「さよならのつづき」11月14日よりNetflixにて世界独占配信

 有村架純と坂口健太郎が主演を務めたNetflixシリーズ「さよならのつづき」より、脚本家の坂元裕二(「花束みたいな恋をした」)、塚原あゆ子監督(「ラストマイル」)、磯村勇斗、MEGUMI、田中みな実の絶賛コメントが披露された。あわせて、新たな場面写真5点も公開された。

 本作は、事故で恋人を失った女性とその恋人に命を救われた男が、北海道とハワイを舞台に運命に翻弄される美しくも切ない愛の物語。完全オリジナルストーリーとなり、「8年越しの花嫁 奇跡の実話」「余命10年」の岡田惠和が脚本を手掛けた。監督は、岡田とNHK連続テレビ小説「ひよっこ」でもタッグを組んだ黒崎博。

 有村が演じるのは、傷ついた人を笑顔にする最高に美味しいコーヒーを世界に広めようと奮闘する菅原さえ子。坂口は子供の頃から体が弱く多くのことを諦めてきた大学職員の成瀬和正役を担い、将来を誓い合った恋人たちの“さよなら”から始まる行く先の見えないラブストーリーに挑んだ。

 有村と坂口が共演したドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(16年)と、有村の主演映画「花束みたいな恋をした」(21)の脚本を手掛けた坂元は、「丸くなれない永遠の三角関係。好意を伝えることがこんなに難しいなんて。好きになればなるほど一緒にいられない。幸せを願えば願うほど胸が痛くなる。誠実過ぎる人たち、優しすぎる人たちがそれ故に涙する姿を見ていて、がんばって!の声を一生分あげてしまいました」とコメント。

 ドラマ「中学聖日記」(18)、「石子と羽男 そんなコトで訴えます?」(22)などで有村とタッグを組んだ塚原監督は、「誰もが憧れる、人を心底好きになるという気持ち。それを、『浴びる』感覚になった。それぞれの溢れ出る感情を、浴びる。感情移入ではなく、その世界の端にいる感じ」と表現し、「有村架純さんがとても美しくキュートで悲しいほど一途なのが、また良かった」と感想を語った。

 本作でタッグを組んだ岡田が脚本、黒崎監督が演出を担当したNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17)で有村と夫婦役を演じ、「しずおか映画祭」の企画・プロデュースも務める磯村は、「珈琲の香りと共に、夢のような奇跡の物語に誘われる。映像から香りや体温が伝わってくるのは初めての感覚だった」と本作の魅力を語る。

 MEGUMIは「今がどんなに辛かったとしても、それは幸せに繋がる通り道なのかもしれない、そんな事を感じた作品でした」と話し、田中も「さよならのつづきがあることは、希望か、残酷なことなのか、答えがみつからずにいましたが、さよならのつづきは、たしかに、かけがえのない奇跡のような瞬間をもたらすものでした」とメッセージを寄せた。

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