1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

屋比久知奈、モアナに寄り添い共に生きた7年間【「モアナと伝説の海2」インタビュー】

映画.com / 2024年12月3日 11時0分

 ただ色々と考えていくなかで開き直れたのは、今のわたしができるベストを尽くすことが一番大事なんだということ。今もそう言い聞かせていますし、仕事をしていくうえでプライド、エゴ、他者の目、意見、評価など様々な要素があるけれど、そういうことじゃなくて、そこにただ存在するだけでいいんだと背中を押してくれたのが今回の作品。試写を観てそう思ったし、わたしにできることは全てやりました。あとは作品の持つ力が私を引っ張ってくれる。作品を、モアナを信じていればいいと思えるようになったんです」

■「道はひとつじゃない」というセリフが持つ大きな意味

 そんな風に話す屋比久と劇中のモアナが重なって見えてきても、誰も驚かないだろう。本編で「道はひとつじゃない」というセリフが大きな意味合いを持つ。屋比久にとって、この7年間はどういう道だったのか聞いてみたくなった。そしてまた、未来へと伸びていく道はどういうものであって欲しいかも。

 屋比久「すごく真っ直ぐな道だったと思います。ミュージカルが好きで、それを仕事にしたいと思って上京し、モアナのおかげで色々な機会をいただけたし、大好きなミュージカルもやってこられた。もちろん大変なこと、悔しかったこと、悲しかったこともありましたが、そして綺麗に整えられた道ではなかったかもしれないけれど、自分できちんと踏みしめながら歩いて来られたかなと感じます。

 わたし自身、30歳になってもっと色々な表現をしていきたいと考えているんです。もっとクネクネしていてもいいなと思いましたし、性格的にビビりで優等生タイプの安全な道を選んでしまいがちですが、30歳になったからこそ今まで通らなかった、少し勇気を出してみないといけない道へ進んでもいいのかな、横道に多少逸れても楽しくなるかもしれないなと思えるようになりました。いろんな自分を見つけられそうな気もしますし、遊び心を持っていた方が楽しいですよね、きっと」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください