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「アナと雪の女王2」音楽まとめ、7つの新曲を紹介 【ネタバレあり】

映画.com / 2024年12月6日 20時0分

●3.「イントゥ・ジ・アンノウン」(原題:Into the Unknown)

 壮大な物語を盛り上げるメイン楽曲。前作「アナと雪の女王」で“ありのまま”の自分と向き合ったエルサが、彼女だけにしか聞こえない不思議な歌声をきっかけに、再び自身の力と向き合い、迷いを感じながらも、まだ見ぬ世界へと一歩を踏み出そうとする決意がこめられている。

 共同監督のクリス・バックは、この楽曲について、「あらゆる世代の人に共感してもらえると思う。いま、あなたがいるところ以上のものがあるのか。そうやって誰もがいつも何かに惹かれていると思う。まだ見ぬ未知の世界には、何かがあるかもしれない。どこへ行こうとしているかわからないけれど、本当の自分を見つけるために、やらなくてはならないことがあるということを、この歌で表現しているんだ」と語っている。

 第92回アカデミー歌曲賞にノミネートされ、2020年2月10日(日本時間)に米ロサンゼルスで開催された授賞式には、イディナ・メンゼル、松たか子ら、世界9カ国のエルサ役が結集し、「イントゥ・ジ・アンノウン」を歌唱。アカデミー賞の授賞式で、日本人が歌唱したのはこれが初めてだった。

●4.「おとなになったら」(原題:When I Am Older)

 アレンデール王国に起きた異変の真相を探るため、魔法の森にやって来た一同。しかし、オラフはエルサたちとはぐれてしまい、身の回りで次々と起こる奇妙な出来事に、不安を隠せない。そんなオラフが「大人になれば、全てを理解し、何も怖くなくなるさ」と自分を鼓舞する楽曲。ユーモアたっぷりで、オラフの成長も垣間見えるナンバーだ。

 地面に開いた穴をのぞき込んだオラフが「サマンサ~」と呼びかけるのは、オラフ役を務めたジョシュ・ギャッドのアドリブ。ご存知の通り、本作にサマンサという登場人物はいない。また、暗がりから赤い目を光らせる恐ろしい生き物たちは、「白雪姫(1937)」へのオマージュとも受け取ることができる。

●5.「恋の迷い子」(原題:Lost in the Woods)

 森のなかでアナと離ればなれになってしまったクリストフが、アナへの溢れる恋心と葛藤を歌い上げたロック調のバラードで、クリストフの優しく純朴な性格が感じられる楽曲になっている。劇中シーンも、80年代のミュージックビデオを思わせる、少々“ベタ”な演出が施され、シリアスな展開が続く映画後半において、思わずクスっと笑える清涼剤的な役割を果たした。相棒・スヴェンら“トナカイ軍団”と織りなすハーモニーも聞きどころだ。

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