1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

小栗旬、窪塚洋介と26年ぶり共演!「フロントライン」で松坂桃李&池松壮亮と初タッグ

映画.com / 2024年12月19日 7時0分

 小栗演じる結城と対策本部でぶつかり合うこととなる厚生労働省から派遣された役人・立松信貴(たてまつ・のぶたか)を演じた松坂桃李は、初共演となった小栗に対し「一人一人に対して真摯にコミュニケーションを取っていらっしゃるし、現場での立ち姿も含めて、小栗さん全体が作品を包み込もうとする、そういう温かさを持った方。それがすごく結城とリンクする部分がある」と敬意をにじませる。

 地元である岐阜に家族の残し、横浜に駆けつけたDMAT隊員・真田春人(さなだ・はると)役の池松は、「大クラスターに立ち向かった名もなき勇者たちの奮闘にスポットを当て、コロナによって浮き彫りになる様々な人間性を映し出し、思いやりや善意という人に与えられた希望を浮かび上がらせ、深く心に残る物語になっていました」と完成した本編の感想を明かす。そんな池松に対し、小栗は「とっても尊敬する俳優さんなので、目の前で芝居が見られてラッキーって思っているくらい」と最敬礼だ。

 ドラマ「GTO」以来26年ぶりの共演となった窪塚に対し、「若い頃から僕にとってはヒーローみたいな俳優さんなので今回肩を並べさせてもらってやっと願いが叶ったみたいな自分にとっては大きな出来事」と語った小栗。結城とは東日本大震災でも共に活動し、“戦友”とも呼べる過去を持つ仙道行義(せんどう・ゆきよし)という役どころを得た窪塚だが、「旬が声をかけてくれて、新型コロナウイルスの話なんだけど興味があるかって。ちょっと警戒したんだけど台本に感銘を受けて、これはぜひやりたい」と小栗からの出演オファーだったことを披露している。

 今回の発表に併せてお披露目されたビジュアルには、劇中の4人それぞれの視線の先にある“最前線”を表情だけで構成したインパクトのあるもの。そして、「最前線で守るべきは、この国か、目の前の命か。」という衝撃的なコピーが掲げられている。さらに、3分47秒に及ぶシズルリールは、劇場予告編や本編のダイジェスト映像と違い、本編映像、メイキング映像、メインキャスト4人のインタビューで構成された先行特別映像。メインキャスト4人にフォーカスした内容になっており、今後彼らを取り巻く他キャスト陣がどのように物語に関係してくるのか、目を離すことができない。

 なお、増本プロデューサー、関根監督のコメント全文、メインキャスト4人の本編観賞後のコメント全文は以下の通り。

■増本淳
きっかけは、まだ私たちの生活に新型コロナウイルスが深く入り込んで来る少し前、2020年3月の初めごろに出会った、クルーズ船に乗船した医師との会話でした。当時は新型コロナウイルスが蔓延するクルーズ船のことを、マスコミが盛んに伝えていましたので、私もわかったつもりでおりました。ところがその医師が語ってくれた船内の実態は、世の中に知られていないことばかりで、驚くべきことや涙なくしては聞くことのできないエピソードの連続でした。日本中の誰よりも先に未知のウイルスに立ち向かうこととなった医師や船員、乗客たちはどれほどの恐怖や葛藤を味わったのでしょうか。また家族は彼らをどんな気持ちで送り出したのでしょうか。私はこの知られざる愛と勇気の物語を一人でも多くの人に共有してもらいたいと考えました。そしてこの度、多くの人々の協力を得て、こうして皆さまに映画という形でお届けできることになりました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください