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「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」キャストやスタッフが語る特別映像公開 押井守らから称賛コメント到着

映画.com / 2024年12月27日 7時0分

「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」キャストやスタッフが語る特別映像公開 押井守らから称賛コメント到着

(C) LOTR TM MEE lic NLC. (C) 2024 WBEI

 「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」の海外声優陣、神山健治監督、ハリウッドの製作陣が同作の魅力について語る特別映像(ストーリー編)が披露された。

 同作は、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ初となる長編アニメーション映画。J・R・R・トールキンによるファンタジー小説「指輪物語 追補編」の一部である、ローハンの最強の王ヘルムについての記述をふくらませて描くオリジナルストーリーが紡がれる。

 特別映像では、本編映像と同作に関わった声優・製作陣たちのコメントを紹介。脚本を担当したフィリッパ・ボウエンは、「ヘルム峡谷とヘルム・ハマハンドの物語が大好きでした。壮大な『指輪物語』も」と昔からヘルム王の物語が好きであったと告白し、ヘルム王の声優を務めたブライアン・コックスも、「神話より有名な登場人物たちだ。ヘルム王はその伝説の一部だ」と話す。

 また同作では実写3部作とのつながりも描かれており、シリーズでおなじみの白の魔法使い・サルマンが登場することが解禁されて話題を集めている。神山健治監督は「やっぱり(シリーズと)関連していた方が映画の厚みが出てくる。新たなストーリーも生まれてくるんですよね」とシリーズとのつながりを描くことでストーリーの厚みが増すことを説明している。

 製作のジェイソン・デマルコは、本作の主人公ヘラについて、「彼女はまるで“フロド”だ。自分の持てる力を超えなければならない」とヘラが実写3部作の主人公フロドのように運命を切り開いていく存在であることを明かし、フレカ卿の声を担当したショーン・ドゥーリーは、「角笛城の歴史を紐解くのは素晴らしいアイディアだ」と称賛している。

 「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」は12月27日全国公開(吹き替え・字幕版を同時公開。一部劇場をのぞく)。通常版のほか、ラージフォーマットのドルビーシネマ、4D、IMAXでも上映される。

 いち早く同作を鑑賞した各界の著名人からのコメント全文は以下の通り(掲載は五十音順)。

【荒牧伸志(映画監督)】
神山健治が渾身して、して、しまくって実現した、日本のアニメの本気を見せてもらいました。
スクリーンで体感し受け止めて欲しいと思います。

【押井守(映画監督)】
珍しく素直にやったじゃん。
よかったよ。

【藤津亮太(アニメ評論家)】
ローハンに攻め寄せるムマキルと武装した大軍。それを正攻法で描く映像がまず圧倒的だ。
立ち向かうのは、原作では名前のない王女。本作は彼女にヘラという名前と、意志の強さを現す赤い髪を与えた。
こうしてローハンの戦いは「ヘラの戦い」となった。
本作の最大の魅力は、ヘラというキャラクターを『ロード・オブ・ザ・リング』の世界に創造したところにある。

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