奇才ジョン・ウォーターズが選ぶ2024年のベスト映画 あの問題作もランクイン
映画.com / 2025年1月2日 7時0分
やっと共感できるラブストーリーができた Photo by Franco Origlia/Getty Images for RFF
「ピンク・フラミンゴ」「ヘアスプレー」の奇才ジョン・ウォーターズが米The Vultureで2024年のベスト映画10本を発表した。
1位は、A24製作のレズビアンスリラー「Love Lies Bleeding」。クリステン・スチュワートとケイティ・オブライアンが共演し、サンダンス映画祭で上映され注目を集めた。「この陽気で血なまぐさいフィルム・ノワールは、ラス・メイヤーがステロイド中毒のレズビアン・インテリだったら作ったかもしれない、今年最高の映画だ。 豚男さえかわいい。 ちょっとだけ」と独特の言い回しで絶賛した。
また、前評判が高かったものの興行成績が振るわなかった「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」も6位にランクイン。「やっと共感できるラブストーリーができた。狂気的で、考え抜かれ、演出され、煙に巻かれる!」と惜しみない賛辞を贈った。
ヨーロッパ映画賞5冠達成の「エミリア・ペレス(原題)」など批評家からの評価の高い作品も含まれているが、小規模作品やLGBT映画を中心にウォーターズらしいとがった作品が並んだ。
ジョン・ウォーターズが選ぶ2024年の映画ベスト10は以下の通り。
1位
「Love Lies Bleeding」(ローズ・グラス監督)
2位
「クィア(原題)」(ルカ・グァダニーノ監督)
3位
「ブルータリスト」(ブラディ・コーベット監督)
4位
「Hard Truths(原題)」(マイク・リー監督)
5位
「Messy(原題)」(アレクシ・ワッサー監督)
6位
「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」(トッド・フィリップス監督)
7位
「Femme(原題)」(サム・H・フリーマン監督、ン・チューン・ピン監督)
8位
「エミリア・ペレス(原題)」(ジャック・オーディアール監督)
9位
「ベイビーガール」(ハリナ・ライン監督)
10位
「ベトとナム」(チューン・ミン・クイ監督)
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