1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」5月23日公開! 原作の人気エピソードを映像化、邦画初・全編ベネチアロケを敢行

映画.com / 2025年1月7日 7時0分

映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」5月23日公開! 原作の人気エピソードを映像化、邦画初・全編ベネチアロケを敢行

(C)2025「岸辺露伴は動かない 懺悔室」製作委員会 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

 荒木飛呂彦氏の人気コミックの映画版最新作「岸辺露伴は動かない 懺悔室」が、5月23日に公開されることがわかった。漫画「岸辺露伴は動かない」シリーズの記念すべき最初の作品で、ファンの間で屈指の人気を誇るエピソード「懺悔室」を、邦画初となる全編イタリア・ベネチアロケを敢行し、映像化する。あわせて、超特報映像(https://youtu.be/5EpVRSF4CRA)と、2種類のティザービジュアルがお披露目された。

 シリーズ累計発行部数1億2000万部超を誇る「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴の姿を描く。

 高橋一生を主演に迎えたドラマ版は、2020年12月に第1期(第1話~第3話)、21年12月に第2期(第4話~第6話)、22年12月に第3期(第7話~第8話)が放送され、「実写化の理想系」「完成度が高すぎる」など、そのクオリティの高さを、多くの原作ファンが絶賛。その人気と反響を受けて、実写ドラマのチームが再集結した映画版第1作「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」が23年5月26日に公開されると、観客動員数は90万人を超え、興行収入は約12億5000万円を記録する大ヒットとなった。さらに、24年5月にはドラマの第4期(第9話)「密漁海岸」が放送され、関連ワードがXのトレンドを埋め尽くした。

 映画版第2作で描かれるのは、原作の人気エピソード「懺悔室」。岸辺露伴は、取材旅行で訪れていたベネチアの教会内にある「懺悔室」を取材していた。懺悔室とは古来、「あやまち」を犯した信者が神父にその「あやまち」を「告白」し、魂を浄化する場所。その昔の人の叡知に興味を抱いた露伴は、実際に懺悔室に入ってみるが、そこは本来神父がいるべき場所だった。そして、ひとりの男が「告白」のために現れる。「体験はリアリティを作品に生む」という信念と好奇心に駆られた露伴は、そのまま神父になりすまし、男の「告白」に耳を傾ける。やがて男は、25年前の恐ろしい出来事を語り始める。

 荒木氏が原作漫画で描いたのは、男の告白=“幸せの絶頂の時にやってくる「絶望」”の物語。脚本の小林靖子は、この荒木氏らしい逆説的な仕掛けを、映画化にあたって拡充した。映画オリジナルのエピソードを追加し、時空を超えて続く「呪い」に満ちたサスペンスに仕上げている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください