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坂口健太郎が渡辺謙と魂の演技バトル! 柚月裕子原作「盤上の向日葵」超特報&ビジュアル披露 10月31日公開決定

映画.com / 2025年1月15日 7時0分

 そして、渡辺に対し、「賭け将棋で生計を立てる真剣師として伝説的な強さだった東明を、渡辺さんが演じてくれたおかげで、脚本をはるかに超える作品に仕上げてくださいました」と感謝を述べた。

 超特報は、決然とした表情で歩く主人公・上条(坂口)の姿から始まる。警察車両が事件の発覚を伝え、将棋の駒、新人王戦トーナメントの会場風景が将棋界との関わりを示唆。東明(渡辺)が「命を張った真剣勝負、見たくねえのか」と挑発する様子に続いて、血の付いた手、受け入れがたい感情に揺さぶられる上条の姿が描かれる。そして場面は一転し、上条の「僕は、生きたいんだ」という声に重ねて、寒さに震える少年の姿が。上条と東明の関係性、そして一面に咲き誇る向日葵が意味が気になる映像となっている。

 「盤上の向日葵」は10月31日より全国公開。坂口、渡辺、熊澤監督のコメント全文は以下の通り。

【坂口健太郎】

■作品について

桂介役のお話をいただき、年齢を重ねて、自分の見え方が多少なりとも変わってきたんだなということをあらためて確信した作品です。観てくださる方の苦しみや悩みだったり、想い、抱えているものに答えを出す作品というより、自分にしかできない選択を提示するような作品だと思っています。

最初に台本を読んだときに感じたすごく密度の濃いものが、現場ではより色濃くなって、血と汗と涙といった熱量をとても感じました。目に見えなくても、何か目に見えそうなぐらいの熱気が充満してる、そんな瞬間に立ち会わせていただきました。

■初共演の渡辺謙さんについて

現場でもコミュニケーションをたくさんとられ、常に自然体で、とても波長が合う、すごく気持ちの良い方でした。監督が作品の全体を見てくださる一方で、役としての全体の軸のようなものを謙さんが示してくださっていて、様々なものをまとめていくエネルギーをすごく感じました。相手の役を考えた上で自分の芝居をする。現場でいろんな会話をして試しながら、桂介と東明という二つの役を、二つの関係性を一緒に作り上げていった感覚がありました。

【渡辺謙】

■作品について

ハードボイルドで、流血必至の作家、柚月裕子さんの今作「盤上の向日葵」。
将棋界を描きながら、深い業を背負った男の生き様に心奪われました。
将棋でしか生きられない切ない男達、その生き切る姿をご覧下さい。

■初共演の坂口健太郎さんについて

坂口君は、真っ直ぐです。
彼の演じる桂介も様々な困難な生い立ちの中、懸命に真っ直ぐに生きていきます。
でも東明にあってしまい、将棋の奥深さと勝利への執念に目覚めます。
それは坂口君自身が悩み苦しむのに似ています。
おそらく、今作で彼の違う一面が見られる事でしょう。

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