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佐藤勝利×髙石あかり主演、手塚治虫の問題作「アポロの歌」実写ドラマ化! 愛を軽蔑する大学生のダークなパラレルラブストーリー

映画.com / 2025年1月16日 7時0分

佐藤勝利×髙石あかり主演、手塚治虫の問題作「アポロの歌」実写ドラマ化! 愛を軽蔑する大学生のダークなパラレルラブストーリー

(C)「アポロの歌」製作委員会・MBS

 佐藤勝利(「timelesz」)と髙石あかりが主演し、手塚治虫氏の壮大なパラレルラブストーリーを実写ドラマ化する「アポロの歌」が、2月18日からMBS/TBSドラマイズム枠で放送されることがわかった。監督は、「チワワちゃん」「真夜中乙女戦争」の二宮健。あわせて、二宮監督が編集したティザー映像(https://youtu.be/-U8l_jY2w4Y)とティザービジュアルがお披露目された。

 幼少期に起きた母親とのトラウマで、愛を憎むようになった大学生・近石昭吾は、愛してもいない女性の家に転がり込んでは金をもらい、生活を続けていた。幼なじみ・渡ひろみとの関係にだけは特別な何かを感じていたが、ある日、ひろみが自らに好意を抱いていることを知り、愛を憎むがゆえに決定的な間違いを犯し、昭吾はひろみを死なせてしまう。行きついた世界で、昭吾は女神にある罰を言い渡される。それは、「何度生まれ変わってもひとりの女性を愛し、結ばれる前に死ぬ」というものだった。逃れられない転生のループと女神の啓示により、昭吾はいくつもの世界をさすらいながら、愛と向き合うことになる。

 1970年に週刊少年キング(少年画報社刊)で連載された同名原作は、大きな叙情詩のなかで、手塚氏が真っ向から人間の愛と業を見つめたもの。同時期の「やけっぱちのマリア」とともに、手塚氏の性教育マンガとして話題を呼んだ。後に「ダスト8」「アラバスター」「きりひと讃歌」と並び、人間のダークな部分を掘り下げたノアール作品“黒手塚”とも呼ばれている。手塚氏は、「愛のいくつかのケースについて、それが人間の生き方とどうかかわりがあるかを描きたいと思いました」と言葉を残している。

 ドラマ版では、手塚プロダクション監修のもと、現代解釈版の物語として、同作をよみがえらせた。2024年11月から、公式SNSで作品名を伏せた状態で、主演ふたりのビジュアルが3度に渡って投稿されると、雰囲気の違う3枚の写真に「どんな作品か全く読めない!」「ファンタジー系かな? 楽しみ!」など、期待の声が寄せられていた。

 舞台「モンスター・コールズ」「Endless SHOCK」、コントライブ「佐藤勝利のすべて」など幅広いジャンルで活躍し、「ViVi国宝級イケメンランキング」24年下半期・NOW部門1位にも選ばれた佐藤は、愛を軽蔑して生きる昭吾を演じる。「企画書の表紙に描かれている手塚治虫先生の絵を一目見て、この世界に入らせてもらえるなんて光栄過ぎる、演じさせていただけたら何より幸せだな、そう思いました」と語る佐藤は、「とても難しい役どころでしたが、共演させていただいた髙石あかりさんと一緒に、人間の愛とは何かというのを見つめながら演じさせていただきました」と、振り返った。

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