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「横浜フランス映画祭 2025」二階堂ふみがフェスティバル・ミューズ 多様性に富む10作品上映、レオス・カラックス、フランソワ・オゾンら豪華ゲスト来日決定

映画.com / 2025年2月6日 17時0分

「横浜フランス映画祭 2025」二階堂ふみがフェスティバル・ミューズ 多様性に富む10作品上映、レオス・カラックス、フランソワ・オゾンら豪華ゲスト来日決定

上映作品「ロザリー」場面写真 (C)2024 – TRÉSOR FILMS – GAUMONT – LAURENT DASSAULT ROND-POINT - ARTÉMIS PRODUCTIONS

 横浜みなとみらい21地区を中心に3月20日~23日に開催される「横浜フランス映画祭 2025」の会見が在日フランス大使館大使公邸で開催され、ラインナップが発表された。俳優の二階堂ふみがフェスティバル・ミューズを務める。

 母親からの影響で映画を好きになり、フランスにあこがれを抱いていたと話す二階堂。これまでに影響を受けたフランス映画作品として、ジャン=リュック・ゴダール監督の「女と男のいる舗道」(62)、エリック・ロメール監督の「海辺のポーリーヌ」(83)を挙げる。あこがれのフランス人俳優を問われると、マリオン・コティヤールとレア・セドゥの名を挙げ、「先日パリに行き、マリオン・コティヤールさんとお会いする機会があり、感動のあまり涙を流してしまった」というエピソードを披露。「温かくハグをしてくださって『同じ俳優として頑張りましょうね』と言っていただいた」と感慨深げに語った。

 32回目となる今年の映画祭のテーマは、「Avec~新しい感性との出会い」。映画が与える価値観や文化の多様性を通して、来場者に新たな感性に出会う体験を創出する。最新のフランス映画10本がラインナップされており、オープニング作品で、フランスで1000万人を動員しアレクサンドル・デュマの小説「モンテ・クリスト伯」を映画化した壮大なドラマ「Le Comte de Monte-Cristo」(原題)をはじめ、賞レースを賑わせている「エミリア・ペレス」、北条司の漫画を原作とした「キャッツ・アイ」、日本でも絶大な人気を誇るレオス・カラックス監督、フランソワ・オゾン監督の最新作、ミシェル・アザナビシウス監督によるカンヌ国際映画祭出品のアニメーション映画「神様の貨物」など、バラエティ豊かな作品群が並ぶ。

 ユニフランス代表のダニエラ・エルストナー氏は「パリ在住のジャーナリスト佐藤久理子さんに尽力いただき、候補の80作品のなかから、フランス映画の多様性、豊かさを表す10作品を選びました。フランスでは女性監督による映画が多く撮られているので、女性監督作が多いのは自然な流れでした」と今年の上映作の傾向と来日予定ゲストを紹介。さらに、「フランス映画界では女性が映画に携わることを奨励しており、財政支援としても、女性が監督俳優のみならず、映画の仕事に携わるときには支援にボーナスがつくこともあります。(カンヌ映画祭で)パルムドールを受賞したジュリア・デュクルノー監督「TITANE チタン」やジュスティーヌ・トリエ監督の「落下の解剖学」など、多くの女性監督の作品が認められています」とフランス映画界での女性の躍進について語った。

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