1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

広島交響楽団音楽総監督、ベートーヴェンや音楽への想い

Entame Plex / 2019年1月29日 11時40分

 広島交響楽団音楽総監督、ベートーヴェンや音楽への想い

広島交響楽団音楽総監督、ベートーヴェンや音楽への想い

広島交響楽団は29日、広島交響楽団音楽総監督を務める指揮者・下野竜也氏のインタビュー動画を公開した。

今回公開する動画は、指揮者・下野氏が2月24日に実施する「Music for Peaceコンサート」の聴きどころや、コンサートに賛同する世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチ氏への想いに加え、ベートーヴェンへの想いや音楽の役割について語ったもの。



世界最高のピアニストの一人として評されるアルゲリッチ氏。2015年10月23日ポーランドのカトヴィッツで名誉博士号を授与されたアルゲリッチ氏は、授与式で「Music for Peace」のイベントに参加して感じたことについて、「私は本日授与された博士号の栄誉を受けるにあたって、娘アニー・デュトワと親友佐藤正治(マルタ・アルゲリッチ広島交響楽団平和音楽大使秘書)と私の共通の夢をより大きく膨らませることになるでしょう。それは私たちが去る8月、原子爆弾投下の悲劇70周年に広島で行われたMusic for Peace という独創的なイベントに参加して感じた夢です。今私たちはアウシュヴィッツという大きな人類の悲劇と苦痛を生み出した場所の近くにおります。記憶を鮮明にしておくことは極めて重要であります。そしてそれを実現するために音楽が力強いインスピレーションを与えてくれるものと信じています」と発言するなど、かねてから広島交響楽団のテーマ“Music for Peace”に共感していたという。今回公開する広島交響楽団「下野竜也インタビュー」にあたり、アルゲリッチ氏は「去る8月に私は広島交響楽団のMusic for Peaceという独創的なイベントに参加しました。人類の悲劇の記憶を鮮明にしておくことは極めて重要です。そしてそれを実現するために音楽が力強いインスピレーションを与えてくれるのです」とコメントしている。

■広島交響楽団 音楽総監督 下野竜也インタビュー



――Music for Peaceコンサートの聴きどころについて

「ベートーヴェンの交響曲第7番というのはクラシックの王道の作品でクリスティアン・アルミンクさんが指揮をしてくださるということでウィーン出身の指揮のベートーヴェンというのは大きな聴きどころの一つだと思いますし、(交響曲第7番は)ロックの原型だと思っているんですね。当時としては前衛的な音楽で、ノリノリの曲です。僕としては2楽章の静かな佇まいというのも儚い美しさを感じることができるのではないかと思っています」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください