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「東映アニメーション100年アニメプロジェクト」始動!

Entame Plex / 2019年6月6日 15時40分



――具体的にはどのような変化を体感してきましたか?

髙木:私が入社して間もないころに、鳥山明先生原作のアニメ「Dr.スランプ アラレちゃん」がヒットしました。それ以前は、ヒロインは金髪で目がぱっちり、きれいな服を着ているのが“お決まり”でした。
ところが本作の主人公・則巻アラレは紫色の髪にメガネ、カジュアルな帽子をかぶっている頭身が低い女の子。当時の常識から外れた見た目でしたが、いざ放送してみると作品がヒットし「これが当たるのか」と驚きを隠せませんでした。

「週刊少年ジャンプ」に連載していたこともあり、男性向け作品として舵を取りましたが、放送が始まると女の子からも多くの支持を受けました。“常識”に当てはめて動いてみたら、意外な結果が待っていた(笑)。

――まさに、アニメの常識が大きく変化した瞬間ですね。

髙木:それから10年ほど経ち、次はアニメ「美少女戦士セーラームーン」が女の子の間でブームになりました。“女の子たちの戦隊もの”も当時としては衝撃的でした。「時代の当たり前」を変える力を持つ作品。その目新しさが多くの人の目を引くのかもしれません。

――新元号・令和を迎え、新たな価値観の作品が生まれる日はやってくるでしょうか?

髙木:遠い話ではないと思います。固定概念にとらわれず新たな想像力で企画を生み出してほしいですね。むしろこれまでアニメ業界に関わってきていない人のほうが、損得や過去の成功例を気にせず自由に発想できるのでは。どんな斬新な企画が寄せられるのか、いまからとても楽しみです。

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