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平原綾香“オー人事”の曲を圧倒的な歌唱力で歌い上げる

Entame Plex / 2019年8月16日 4時40分

──“オー人事”のCMのオファーを聞いたときの感想を教えて下さい。

平原:最初お話をいただいたときは、「なんで私なんだろう?」っていうのが正直なところでしたね。だけど、思えば弦楽セレナーデを使っていてそこに歌詞をつけるっていう新たな試みの中で、平原綾香を思い出して下さったんじゃないかなって思い、ある意味納得しました。(オー人事の)CM自体毎回面白くて、すごく好きなCMだったので、嬉しかったですね。何十年もの歴史の中に、私も参加させてもらったっていうのはとても幸せでした。

──“振り回されているな”と思ったエピソードがあれば教えて下さい。

平原:自分に振り回されることがあります。というのは、私はやっぱり歌手として早く寝なきゃいけません。できれば12時までに寝たい。そうでないと、声帯が回復しないので。だけど寝る為にはちゃんとマスクをして、加湿器を付けて、首にタオルを巻いて、もちろん寝る前にお風呂に入って疲れを癒してからベッドに入って…っていうのをやると寝るまでに時間がかかる。だから健康の為に夜更かししてる感じ。自分がやりたいことなんだけど、そういう段取りが悪い自分にいつも振り回されてるっていうのはありますね。

──“言った”“言わない”と、水かけ論になったエピソードがあれば教えて下さい。

平原:私には姉がいるので、小さい頃お姉ちゃんと“言った”“言わない”で喧嘩した思い出があります。私は金色を選んだのに、お姉ちゃんが「あなた(平原さん)はシルバーって言ってた!」みたいな。金色のお人形を取りあったっていうことがありました。音楽の面では、『この間、(平原さんが)アレンジをこう変えたいと言ってたよね。』と言われて、「私、そんなこと言ったっけ?」みたいなことはあります(笑)。

──歌手以外だったらどんな仕事に就きたいですか。

私は11年間クラシックバレエをやっていて、クラシックバレエの素晴らしさを小さい頃から体感させてもらっていたので、「バレリーナ」もいいなって憧れていたことがあります。あとは「ペットの調教師」も夢見ていました。ワンちゃんを飼っていますが、しつけが上手というか、しつこいんですかね(笑)。ワンちゃんができるようになるまで根気強く教えるとかそういうのが得意です。

──歌手のお仕事をされていて、辛かったことや歌手をやめたいと思ったことはありますか。

たくさんあります。歌手なので体調管理を徹底的にやっておかないと、自分のベストの歌が歌えない…これほど悔しいことはありません。(デビューして間もない頃)会場によってはとても歌いにくいところがあるんですが、「歌いにくい、歌いにくい…」って思いながら歌っている自分が悔しかったです。そのとき母に「1ミリでもいいから音が聴こえたら歌えるから頑張れ」って言われたことがありました。その時に私は誰かのせいにして歌っていたのかもしれない、人のせいにしながら歌っているからすごく辛かったんだと思う。歌いにくい状況に陥ったとき、誰のせいにもしないで、自分でこの場をしっかり立て直していくっていうことをやったときに、落ち込まなくなった。自分のことに責任を持つ、誰のせいでもない、ってことをそのときに学びました。

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