1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「全国一斉健康力テスト」最も健康力が高かったのは岩手

Entame Plex / 2020年2月17日 9時40分

<株式会社THFコメント>
今回、1位になった岩手県は、「中学生の運動部参加率」が全国でトップの県で、更に「農業就業人口」がトップの県でもあります。若いうちから運動する習慣がついており、更に力仕事の多い農業への従事者が多いので、体が資本、という考え方がしっかりと定着しているのかもしれませんね。基本データを見てみると、岩手県は5時間未満の睡眠時間の人が全国で2番目に少ない(11.8%)という結果であり、ある程度の睡眠時間を確保する習慣者が多いのも、好影響しているのでしょう。2位の東京都は、やはり情報の流通量が圧倒的ですからね。健康に対する「知識」を問う形だった今回のテストでは、有利に働いたのかもしれません。今回とった5項目で見ると、「生活習慣(2位)」と「健康判断力(4位)」のスコアが特に高く、正しい知識を持って判断している人が多い印象です。3位の宮城県は「食事習慣(2位)」と「健康判断力(3位)」が際立っていました。4位の香川県は、「食事習慣」については36位で、それ以外がバランスのよいスコアだったのは面白いですよね。香川といえばやっぱりうどんの消費量1位ですが、そこに引っ張られすぎているのかもしれません。5位の富山県は「健康判断力」で見ると全国1位です。薬どころならではの結果ですね。



地域別に見ると、最も健康力の平均値が高かったのは「関東(57.7)」。2位の東京都を中心に、6(埼玉県)・7(栃木県)・8(神奈川県)・9位(千葉県)と10位以内に多くの都道府県がランクインした。僅差で2位だったのが「東北・北海道(57.5)」。1位の岩手・3位の宮城に続き、山形県が10位、秋田県が16位、青森県が17位、福島県が18位と、東北地方の件は全て20位以内に入った。3位は北陸・甲信越で57.3点。上位3地域は、日本列島の東側寄りの地域が占めた。

<株式会社THFコメント>
関東はさておき、東北や北陸については気温の低い県が多いですから、厳しい環境に備えるために食べ物や運動の方面から知識を身に付けている人が多いと考えられます。地域に根差した生活の知恵や、家族での健康に関する会話の多さなどもプラスに影響しているのではないでしょうか。



下は10代、上は80代までが参加した今回の健康力テスト。結果を年代別に見てみると、最も健康力が高かったのは20代(59.2点)。僅差で30代(59.1点)が続き、3位は10代(58.4点)でした。比較的、若い世代のほうが健康に対する正しい知識を持っている傾向にあることがわかった。年代ごとの参加母数も公開しており、今回、LINEを活用してのテストで、10代~60代はもとより、70 代以上が1,000人近く(70代・934人、80代・59人)も参加しているのも特筆すべき結果と言える。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください