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ふかわりょう、“音楽文化の衰退”懸念する声を一蹴!

Entame Plex / 2020年3月17日 20時20分

 ふかわりょう、“音楽文化の衰退”懸念する声を一蹴!

ふかわりょう、“音楽文化の衰退”懸念する声を一蹴!

AbemaTVのニュース番組『AbemaPrime』が3月12日に生放送された。

東京地裁は2日、音楽教室での演奏に対して、著作権料を徴収できるかどうかが争われた裁判で、JASRAC側にはその請求する権利があるとする判決を言い渡した。

この日の放送では、著者権の在り方や音楽の未来について議論した。

今回の裁判で争点となったのは、コンサートでの演奏や、カラオケ店での歌唱などに発生する著作権利用料が、音楽教室での演奏でも同じように発生するのか、という点。

ネットでは、勝訴した一般社団法人日本音楽著作権協会(通称JASRAC)に対し、「そのうち学校の授業で使う曲でさえ、著作権払えって言いそう」「他人のふんどしで相撲取ってる感は半端ない」などとする、批判の声があがっている。そんな中、元JASRAC理事長の加戸守行は「日本は幸せな国でして、何も問題がなければ良いんですけども、何か自分がやっていることに文句をつけられると、言いたくなるっていうのがあって。自分のことしか考えないという視点から見ると、JASRACに対する風当たりはそう見えるのかなと。つまり、本来、(JASRACが)何の役割を果たしているのかっていうことを国民が十分理解していない」と、JASRACに対する世間の批判を分析し、今回の判決結果については「当然と言えば当然。『この判決が出たよ』なんて話をドイツやフランスに持っていったら、『それ、20世紀の話?』って笑われます。まだまだ国民の理解をする努力が足りないねと言って、多くの著作権関係者から笑われるでしょうね」と持論を述べた。

また、朝日新聞記者の赤田康和は「加戸さんがおっしゃるように、専門家から見れば『当然の判決だ』という声はたくさんあるんですが、一般の人からすると音楽教室で、生徒が演奏の練習をする、ほとんどまだ曲としてちゃんと完成していないものに対し、『著作権料を払わなければいけないの?何で?』っていうのが、一般の感覚なんですよね」と、判決に対する世論の反応を解説。

一方、バーチャルプロダクション・Frekulで1万5千組以上のアーティストを支援する、ワールドスケープ代表・海保けんたろーは「僕もこの判決は当然かなと思います。そもそも論として、自分が生み出した著作物を使って、ビジネスをしている人が全国にいっぱいいるって状態で、その人にお金が入らないって『おかしくない?』っていうことだと思います」と判決に賛同。

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