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テレワーク、自粛…コロナ禍の“マンション事情”を調査

Entame Plex / 2020年7月9日 11時40分

マンションの共有部分には様々な設備が整っている場合があります。新型コロナウイルスの流行を踏まえた上で、共有部分にあったら良い、あって良かったと思うものを回答してもらいました。最も多かったのは「宅配ボックス・宅配ロッカー(38.8%)」でした。ここ数か月、ネット通販を利用する人が増えていることが要因と考えられます。また、荷物を直接受け取る必要がなく、人との接触を避けられることも需要が高まっている理由の一つです。「24時間ゴミ出し可のごみ置き場(33.0%)」「スポーツジム(22.0%)」「24時間の換気システム(21.2%)」「仕事や自習ができるスペース(20.0%)」「消毒スペース(19.2%)」も2~3割ほどの人が回答しています。以前まではマンションの共有部分で見ることが少なかった「消毒スペース」など、新たな需要が見て取れます。

不在時に玄関先などに荷物を置いてもらい、利用者が後から回収するという宅配方法“置き配”にも注目が集まっています。配達者、利用者ともにメリットが多そうですが、問題もいくつかあるようです。“置き配”において必要なことを質問したところ、多かったのは「盗難防止対策(67.8%)」「食品などの衛生管理(40.0%)」「プライバシーの保護(33.8%)」。玄関先などに置くだけという点で手軽ではあるものの、セキュリティー面や衛生面で不安をおぼえる人が多いことが分かりました。また、何を頼んだのか分かってしまう、送り状に個人情報が記載されているなどの問題もあり、多くの人が気にするプライバシー保護の観点から、今後外装上の工夫も必要と言えます。

生活の様式が変化していく中で、マンションを購入する際に優先すべきことを質問しました。最も多かったのは「立地条件(59.0%)」続いて、「充実した周辺施設(44.0%)」。また、3番目に多かった「衛生面が整っている(29.4%)」はマンション選びにおいて、優先される新しい項目といえそうです。



コロナ禍を受けて、都心と郊外どちらに住みたいのか価値観を質問しました。「特に変化はない」と回答した人は58.0%でした。価値観に変化がない人を除くと、「都心部に住んでいるが、より都心部が好きなった(36.7%)」、「郊外に住んでいるが、より郊外が好きになった(31.0%)」と回答した人が多く、より好きになった人が多い結果となりました。一方、「郊外に住んでいるが、都心に住みたくなった(7.6%)」と回答した人は少なく、「都心部に住んでいるが、郊外に住みたくなった(24.8%)」は、約4人に1人が回答しました。住まいに関する価値観の変化としては、引き続きテレワークを導入している企業が多いためか、「都心」から「郊外」という価値観の変化の方が大きいことが分かります。

また、都心部に住んでいるものの、郊外に住みたくなった理由について詳しく聞いたところ、「リモートワークが可能なら、通勤もなくなるし、郊外の広い家で広々過ごせたら良いのでは?と思った(東京都・44歳女性)」「自然が多いところに住みたい(千葉県・42歳男性)」「収入が減り、家賃負担が大きくなったため、郊外の安くて広い家に引っ越したいと思った(兵庫県・35歳女性)」「人口密度が増しているほど、コロナに感染する確率が高くなるので、郊外に住みたいと思った(神奈川県・59歳女性)」などの意見があがりました。

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