コロナ禍の外食事情…8割以上が「飲食店を応援したい」
Entame Plex / 2021年7月8日 11時0分
また、緊急事態宣言中のランチ、ディナーでの1回あたりの平均支払金額について調査しました。ランチでは、「500円以上1,000円未満」(51.7%)に最も多く回答が集まり、次いで「1,000円以上1,500円未満」(27.6%)という結果となりました。ランチは平均的な金額で、緊急事態宣言前とあまり変化はないと考えられます。一方、ディナーは「1,000円以上2,000円未満」(24.8%)が最も多く、次いで「3,000円以上5,000円未満」(23.4%)、「2,000円以上3,000円未満」(20.3%)という結果になりました。また、最も少額である「1,000円未満」(17.9%)も2割弱いることが判明。ディナーの支払金額が安いことについては、時短営業やお酒の提供不可などが要因となって減額傾向になっているのかもしれません。
このように、緊急事態宣言下では外食したとしても頻度は少なく、少人数での利用が大半で支払金額も少ない傾向にあることが明らかになりました。飲食店が置かれる自体の深刻さが伺えます。本調査では、コロナ禍で飲食店を応援したいと思うかどうか聞いてみたところ、8割以上の人が「とても思う」(18.0%)、「思う」(30.8%)、「どちらかというと思う」(33.4%)と回答しました。多くの人が外食しづらい状況でも、飲食店を応援したいという思いを持っていることがわかりました。
さらに、自炊について調査しました。自炊をする頻度について聞いた結果、約4割が「毎日」(38.4%)自炊していることが判明しました。次いで、「週5~6日」(19.0%)、「週3~4日」(15.0%)」という回答が続きました。一方、「全くしない」(16.0%)人も一定数いることが明らかとなりました。
自炊をする人にその理由を聞いてみると、最も多くの回答が集まったのは「節約になるから」(48.1%)でした。次いで、「緊急事態宣言中は外食できない」(34.5%)、「感染対策で外食を控えている」(32.1%)がランクイン。コロナ禍でなければ外食したいと感じている人も多いのはないでしょうか。また、5人に1人以上が「健康のため」(24.8%)と回答。おうち時間が増え運動の機会が減ってしまった今、自炊で健康バランスを保っている人も多いようです。「料理が好き・趣味」(18.6%)と回答した人は、2割以下に留まりました。全体的に好きだから自炊しているというよりは、仕方ないからといった理由で自炊をしているという意見が目立ちました。
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