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モビリティ×エネルギー、学生がビジネスアイデアを考案

Entame Plex / 2024年2月14日 12時10分

今回、コンテスト終了後に、EMIRA最優秀賞を受賞した『ひかり』の西村理希と谷口尚紀にインタビューを実施。受賞の喜びや今後の展望について語ってくれた。



――最優秀賞を受賞した今の率直な気持ちを聞かせてください。

西村:びっくりしていますね。決勝に行けたことさえ奇跡だと思っていました。「できれば3位くらいに入れたらいいね」と話していたのですが、優勝できて嬉しいです。同時に、普段から「こういうものがあったらいいよね」ということについて考えていたので、日々の努力が実ったとも感じています。
谷口:同じくびっくりしました。まさか選ばれると思っていなかったのですごく嬉しいです。右も左も分からない状態で参加しましたし、そもそも「ビジコンとはどういうものなんだろう」というところから始まりました。ですから2022年の過去の優勝者の動画を何十回も観て、とにかく真似て工夫を重ねてここまできました。

――過去の優勝者の方から、こんなところを取り入れたという部分を教えてください。

西村:2022年の優勝者チーム『LivLoop』さんは、構成が分かりやすかった。シンプルで無駄がなくて、話し方も素晴らしかった。口調がゆっくりでしたし、テンポも良くて、飽きないプレゼンでしたね。とても参考になりました。

谷口:文字の量も意識した部分の一つですね。1ページの中で目が移ってしまわないように、短いセンテンスだけれど伝えたいことを全て伝えきれるようなスライドを意識しました。

――今回の発表テーマである「トピタル」ですが、このテーマに着目したきっかけは何ですか?

西村:僕の実体験ですね。父は月に1回通院していて、僕が車で病院まで送迎しています。ですが月に1回でも、結構大変なんですよ。でもタクシーを使うと高い。やはりそこは、「こんなサービスがあったらいいな」というところが出発点だったと思います。

――実際にこの事業を進めていくとしたら、課題はどんなところにあると思いますか?

西村:集客だと思いますね。「相乗り」のサービスなので、利用者が複数いないと商売が成り立ちません。加えて、同じ時間に同じ病院に行く人が何人もいないと成り立たないので、どれだけ集客できるかが一番のポイントだと思っています。高齢者がターゲットですのでインターネットの広告はあまり考えておらず、老人ホームなどで広告を出そうかと考えました。

谷口:口コミの力も大きいのではないかと思っています。利用者の方は「相乗り」というところで目的が一致する方が多いので、病院の中で顔なじみの人からサービスについて聞くというように口コミで広がってほしいですね。その起点を作っていくことが重要だと思います。

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