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「完全に上から目線で、年下の若い男の子を従えて……」伊藤美裕、超肉食女子系新曲をリリース

Entame Plex / 2015年2月25日 17時26分



――そう振り切ったことで、違和感みたいなものはありました?
「みんなに“変わったね”って言われるんですけど、そこまで自覚はなくて。そういう意味では、私は歌謡曲のアーティストだなって思います。別に何が変わろうが私は私だし、どんな歌を歌うにしても、歌の中だから楽しんでやればいいと思うし」

――役者みたいな感覚ですね。
「そうですね。でも、それを1人でやれるのはすごく身軽だし、楽しいですよ。その自由度が好きですね。「COME ON ! COME ON !」も肉食系女子がテーマになっていて、それって自分にはない部分ですし」

――伊藤さんは肉食系じゃない?
「ないですね」

――となると草食系?
「考えてみたんですけど、草食でもないんですよね。ロールキャベツ系……でも、恋愛も人によって変わるし。私は何系なのか、いまいちわからないです(笑)」



――「COME ON ! COME ON !」で演じている女性は肉食系というか、それ以上にかなり強い女性。
「完全に上から目線ですからね。年下の若い男の子を従えてるし。だって、歌詞の中では“育てる”とか言ってますからね、強烈ですよね(笑)。もし、シンガーソングライターの方がこの歌詞を書いたら“大丈夫?”って言われそうなぐらい(笑)」

――それも伊藤さん、歌謡曲だからできること。
「歌謡曲をやってきてよかったなって思う瞬間ですね。みんなに面白がってもらえますし。ただ、一部の人にしか共感してもらえないかもしれないですけど(笑)」

――ただ、こういう世界もあるんだよって、ある種新しい世界を伝えることもできますよね。
「それはテーマの1つとしてありますね。自分はこうあるべきとか、誰もがそれぞれ決めちゃっているところがあると思うけど、私はそれを壊していくのが好きなんです。今回の曲にしても、私は肉食じゃないけど、こういうのもアリなんだって思うし、みんなにももっと自由にものごとを考えていいんだって思ってもらえたら嬉しいですね」



――今回は、楽曲にあわせてビジュアルも一新されてますね。
「こんなメイクは人生でやったことなかったけど、楽しかったですね。気持ちも切り替わりますし、女性はそういう楽しみがありますよね。今回の作品を通して新たな女の喜びを感じました。それはビジュアル面もそうですし、もっと大胆に生きていく楽しみみたいなものも感じました。自分の中にもそういった一面があったのかな~って気もします」

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