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伊勢神宮の圧倒的な自然や迫力に心が震える日本初の4Kドキュメンタリー映画『うみやまあひだ』

Entame Plex / 2015年4月27日 8時39分

写真家として活躍する彼が、今回あえて映画に挑戦した理由。それは、“写真では表現できなかったことがある”とのことだが、それは果たして……。

「映像を撮りたいという気持ちは以前からありました。そこで今回人間と自然、そして神が共存してきた二千年の長い歴史の中で、そこに日本人の原型があるんじゃないか、そして伊勢神宮が培ってきたDNAが日本に点在しているんじゃないか、そう思ってそれらを巡る旅を映画にしました。取材を進める中で12人の賢者と出会い、彼らから素晴らしい話を聞くことができ、私がそれに感動したように、みなさんにも何か気付いてほしい、この映画でその思いをダイレクトに伝えられればと思ってます」

今作「うみやまあひだ」は、伊勢神宮の森や自然が神秘的な風景や荘厳な様がダイナミックかつ繊細に収められた作品。その写真家ならではの美しき映像美は必見だ。



「神話の世界というより、むしろリアリティを追求したかったんです。撮影のタイミング的にもちょうど4Kのカメラが出たときだったので、早速導入して。私は今回監督という立場でしたが、写真家でもある以上、アングルや動きもほとんど自分で決め、私が指示を出し撮影出来たので、映像に関してはすごく納得しています。ただ、基本的に映画の撮り方じゃないと思うんですけど、それは考えず、ただただ自分が満足するものを求めました。なので、映像がきれいと言われると素直に嬉しいですね」

伊勢神宮は125の社から成っていて、一般的には内宮、外宮が有名。しかし、今回の彼の視点はそこではなく別にある。彼が最も伝えたかったのは、伊勢の自然と人間の共存だった。

「内宮や外宮、それ以外にも素晴らしい場所はたくさんありますけど、今回は伊勢という土地が本来持っている自然に対する畏敬の念、本来のスゴさを表現したかったんです。それをみなさんはパワースポットと呼びますが、映画の中でも脳科学者の方が言っているように、あの森には高周波のハイパー・ソニック・サウンドという耳じゃなく肌で感じるパワーがあります。今では論理的にそれが説明できることも面白いと思いましたし、その他にもいろいろな方がそれぞれ様々な伊勢に対する思いを持っている。でも、基本的にはみんな言っていることは同じで、伊勢が二千年間やってきたことは変わらない。そう思えたことが個人的にも感動しましたね。」

若い女性に人気がある要因の一つとして、伊勢神宮はパワースポットとしても有名だ。その厳かな地からはエネルギーが頂けると昔から信仰され、現在も日本随一のパワースポットとして、多くの参拝者が訪れている。そんな伊勢の地に何度も足を運ぶ宮澤もそこから何かしら感じるものがあったのだろうか。

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