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伊勢神宮の圧倒的な自然や迫力に心が震える日本初の4Kドキュメンタリー映画『うみやまあひだ』

Entame Plex / 2015年4月27日 8時39分

「私は宗教心が強いわけでなないけれど、樹齢千年の樹木とかを見るとやっぱりゾクゾクっとしますね。遷御の儀(式年遷宮におけるクライマックスの神様のお引越しのお祭り)の夜など、清らかな風が吹いてきたりすると、肌で何かを感じることもありました。そういった説明のつかないものを肌で感じると、神という存在がいるのかもしれないと思います。でも、それは伊勢神宮が持つ独特な気配というか、昔の人が“いつもお天道様が見てるよ”って言っていたような感覚に近いですね。どこか気持ちを一度リセットしてくれる感覚。ただ、そう思うことで挨拶をしっかりしよう、ゴミを拾おうとか、何かプラスの気持ち、愛を感じる暮らしをしてみようと思うわけで、それこそがパワースポットだと思うんです。パワースポットに行ったからって大それたことが起こるわけでもないと思うし、伊勢神宮に行って運が良くなったって話も聞くけど、それはその人がその後一生懸命生きたからだと思うんです。でも、その気持ちが大事ですよね。パワースポットってそういう気持ちにさせてくれる場所だと思います。求めすぎるのではなく、気持ちを切り替えて明日から頑張ろう、前向きに生きていこうという変化を与えてくれる場所であり、その人にとって良い場所、それがパワースポットだと思います。実際、伊勢神宮はそういう役割を二千年間もしていて、だからこそ今でも多くの人が行くんですよね。」

今作「うみやまあひだ」は、ただ単純に伊勢神宮のドキュメンタリーとして存在するのではなく、それはある種日本人としての誇り、そして生き方をも考えさせられる作品になっている。様々な宗教問題が勃発する昨今、そして長年に渡り世界的な命題となっている環境問題、そんななか人間は自然とどう接し、どう共存していくべきなのか。しかも、あくまでそれを押し付けるのではなく、心に深く染み入り考えさせる、そんな不思議な力を持っている多くの人はパワースポットという認識が強いであろう伊勢神宮の森を題材とした今作の見所について聞いてみた。



「見所は3つあります。1つは美しい映像。4Kで撮っているので、その瑞々しさ、森の深さをぜひ見てほしいですね。2つ目は12人の賢者の方々の素晴らしい言葉。そこに耳を傾けてほしいです。最後に、今作はあえてナレーションを入れていないんです。理由は賢者の言葉や思いをダイレクトに伝えたかったので、それ以外の言葉は必要ないと思いました。音楽監督の方にもいろいろと相談して、結果ナレーションの代わりになるものを言葉じゃなく音で表現し、結果としてより作品に深みを与えることができたと思います。この3点に注目していただいて、あとは1人1人がこの作品から何かを感じていただければ嬉しいですね」

映画「うみやまあひだ」は、4月24日から30日まで、109シネマズ二子玉川にて期間限定公開。

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