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臓器移植のタブーに挑む社会派医療サスペンス、小泉孝太郎主演で放送決定

Entame Plex / 2015年5月19日 17時22分

 臓器移植のタブーに挑む社会派医療サスペンス、小泉孝太郎主演で放送決定

臓器移植のタブーに挑む社会派医療サスペンス、小泉孝太郎主演で放送決定

麻野涼の小説「死の臓器」が小泉孝太郎主演でドラマ化。7月12日(日)よりWOWOWにて「連続ドラマW 死の臓器」として放送されることが決定した。

今作は、患者を救う臓器移植をテーマに臓器売買の闇と現在の移植医療の倫理をリアルに描き人命の在り方を問う社会派医療サスペンス。
主人公となる、女性の遺体を発見したテレビ番組の制作会社のディレクター役に小泉孝太郎。そして医療倫理のはざまで葛藤する医師役として武田鉄矢が出演。脚本は高山直也と鈴木智が手掛け、監督は「キサラギ」、「ストロベリーナイト」、「脳内ポイズンベリー」で知られる佐藤祐市と「世にも奇妙な物語」シリーズの植田泰史が担当する。

主演の小泉は「WOWOWのドラマは骨太で見応えあるドラマを作っているということは感じていたので、今のこの30代半ばという年齢から考えても、こういった社会派ドラマをやりたいと感じていました。そして、そういったことをちょうど考えてマネージャーと話していた3日後に、このドラマ出演のお話があり嬉しかったです。あとあと振り返った際に、30半ばでの大きな転機となるような作品にしたいと思います」と出演にあたっての感想を話しつつ、今作については「今回の作品は本当にヘビーなので、正しいのか悪いのか、全て撮影し終わらないと答えが出ないと思っています。もしかしたら撮影し終わっても答えが出ないかもしれない。それを視聴者の皆さんと答えが出なくても、この「死の臓器」という全5話の中で皆さんがどう向き合ったかという感想を楽しみにしています。今の日本の医療の現状を考えると、サイコロを上から見るのか下から見るのかで数字が違うように、視聴者の皆さんと僕も答えが出ない難しい作品ですが、だからこそ、このドラマの中で僕も皆さんも一緒にこのテーマで向き合える時間を共有できたらなと思っています。自分も撮影が終わった時にどう感じるのか、自分がどう思うのかを楽しみにしたいと思います」とコメントしている。

「連続ドラマW 死の臓器」は7月12日(日)スタート。毎週日曜 夜10:00より全5話放送される。

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