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中高年男性だけじゃない! OLでも“アンモニア臭”が出ちゃう!?

Entame Plex / 2015年6月16日 19時57分

 中高年男性だけじゃない! OLでも“アンモニア臭”が出ちゃう!?

中高年男性だけじゃない! OLでも“アンモニア臭”が出ちゃう!?

じめじめとした梅雨時のシーズンや夏場は特に満員電車などで、汗のニオイが気になるという人も多いのではないでしょうか?

「毎日入浴しているのになぜかイヤな汗のニオイがする」「デオドラント製品を使っているのに、隣の女性に顔を背けられた」などが当てはまる人は肝機能の低下からくる“疲労臭”に原因があるのかも!?



そこで今回、オルニチン研究会は、「汗に含まれるアンモニア臭」と肝臓の関連性や、シジミなどに多く含まれていることで知られる「オルニチン」によるニオイ抑制について、協和発酵バイオ・学術研究企画室の西村明仁氏にインタビューを実施。アンモニア臭低減効果の検証などについて話を聞いた。


――最近、女性にも「汗のニオイが気になる」「なんだか酸っぱいニオイがする」という人が増えていますが、これっていわゆる“加齢臭”なのでしょうか?
西村氏「中高年に多い“加齢臭”とはまた違い、汗に含まれるアンモニア成分が原因となる“疲労臭”の可能性が高いですね」

――“疲労臭”は、“加齢臭”とどう違うんですか?
西村氏「加齢臭の原因は、皮脂腺から出る脂肪酸・ノネナールの酸化です。皮膚を清潔に保つことや、脂っこいものを摂り過ぎないことで抑えることができます。一方、“疲労臭”は、血中のアンモニア成分が原因。汗と一緒に体外に出て、揮発することで発生します」

――アンモニアが原因だから、オシッコのようなニオイなんですね。
西村氏「ええ。通常なら、アンモニアが増え過ぎた場合、肝臓で解毒されます。そのため、汗に含まれるアンモニアもごく微量のため、揮発してもニオイを感じません。体内で処理しきれなくなると、汗に含まれるアンモニア値が高くなり、独特の刺激臭を発することになると言われています」

――アンモニアを処理しきれなくなるのはなぜなんでしょう?
西村氏「肉などの高タンパク質な食材は、消化吸収され、体内で代謝される過程でアンモニアを発生します。肝機能が低下し、アンモニア解毒を担うオルニチンサイクルの働きが低下してしまうと、アンモニアが処理しきれなくなる可能性があります。また、激しい運動で筋肉が分解される時にもアンモニアは発生しますし、一方、お酒の飲み過ぎなども肝機能の低下に影響するので注意が必要です」

――ということは、年齢に関係なくニオってしまう、と。
西村氏「加齢臭とは違い“疲労臭”の可能性は、若い女性にも十分あります。また、アンモニアはニオイの原因になるだけでなく、疲労の原因物質とも言われていますから、体内に増えることでだるさや疲労感が増してしまうのです」

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