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中村蒼が“役者魂”をみせる! 新ドラマで頭髪&眉毛を剃って難役に挑む

Entame Plex / 2015年9月22日 13時22分

 中村蒼が“役者魂”をみせる! 新ドラマで頭髪&眉毛を剃って難役に挑む

中村蒼が“役者魂”をみせる! 新ドラマで頭髪&眉毛を剃って難役に挑む

俳優の中村蒼が、10月7日より放送の連続ドラマ「無痛~診える眼~」(フジテレビ系)で、物語の鍵を握る、先天性無痛症で無毛症の男性を演じることが決定。中村は、この役を演じるにあたり、生まれて初めて頭髪をそり上げ、眉毛もない姿を披露した。

今回、中村が演じるのは、白神メディカルセンターの清掃員・イバラ。先天性無痛症を患っているため、痛みを感じないのはもちろん、痛みという概念を理解できていない。以前は軽度の知的障害をもっていたが、白神陽児(伊藤英明)の治療によって、現在は、通常業務をこなせるくらいにまで、知能が高まっている。白神による治療以後、彼に傾倒しており、言われたことは一字一句守っている。同僚でもある臨床心理士の高島菜見子(石橋杏奈)に淡い恋心を抱いている青年という役どころ。中村は、9月中旬にクランクインしており、目下撮影中とのこと。

勇気と覚悟を持って役作りのために髪の毛を剃ったことに関して、中村は、「(僕が演じる)イバラはすごく特殊な役どころで、自分でも、どういう風に役をスタートしていこうか悩んでいたところだったので、見た目を変えることで、イバラを演じる素地ができたかな、と思います。見た目からまずはイバラに近づいていけたので良い機会になりました。常に壁を壊していかなくてはならないこの仕事でこういった新しい役を頂けるのは本当に嬉しい事ですしその分プレッシャーもとても感じます。そのプレッシャーもちゃんと感じながらイバラという人物を演じていきたいなと思います。とても特殊な役ですが、ビジュアルばかりにとらわれ過ぎずしっかり内面を作っていきたいなと思っています」と淡々と語り、役者としての貫禄すら感じさせる意気込みのコメントを寄せた。

中村の起用に関して、キャスティングを担当した貸川聡子プロデューサー(共同テレビ)は、「今回、もっとも悩んだキャスティングでした。この作品の持つある種のいびつさやひりひりした部分を象徴するキャラクターで、普通のキャスティングでは難しいと思っていました。爽やかな好青年というイメージだった中村蒼さんが、『洞窟おじさん』や他の映画などでかなり振り切った演技をしているのを見て、実は彼の中に特殊性があるのでは、と思い、この役をオファーしました。髪の毛をそり上げる、という無茶な要求を快く受けいれてくださった時点で、彼の役者魂に作品も応えなければ、と良いプレッシャーをいただきました」とコメントし、中村の作品にかける思いに感服している。

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