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“ちょっと普通の神経じゃない” 名優:藤竜也が語る世界の北野武の魅力

Entame Plex / 2015年10月9日 19時10分

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“ちょっと普通の神経じゃない” 名優:藤竜也が語る世界の北野武の魅力

“けったいな映画ですよ”
と語りつつも
“こういった作品に出れたことはラッキー”
今年で74歳となる名優:藤竜也にこうも言わせた映画『龍三と七人の子分たち』。

世界の北野武監督のもと制作され、今年の春に公開。主要キャストの平均年齢が73歳という過去に例を見ない作品ながら瞬く間に大ヒットし、数ある北野作品の中でも『アウトレイジ ビヨンド』を抜き、『座頭市』に継ぐ歴代2位の興行収入を記録した今作がいよいよBlu-ray&DVDとなり10月9日に発売となる。それを記念し、今回は改めて主演の藤竜也にインタビュー。“けったいな映画”について聞く前に、まずは北野監督について伺うことに。



――今回、北野作品に初出演。北野監督の印象はいかがでした?

「ビートたけしとしてテレビに出てるときと一緒でしたね。全然変わらないから、それはそれでまた面白かった。ピコピコハンマーを持って頭を叩いたりとか、テレビでよく見る(お笑い芸人的な)ことはやらないだけで……やってもおかしくない感じもあったけど(笑)。ただ、やっぱりオーラはありましたね」

――それって他の監督とはまた違う感じですか?

「違うね。オーラはみんなそれぞれあるから。監督:北野武っていうイメージも本人が作ったものじゃなく、まわりが作っているようなもの。でも、映画は自分が作ったもので、それは何本も撮って作り上げた世界であって、その経緯には素直に評したいですよね。作品を出してないと説得力がないし、そもそもオーラも出ようがないし。しかも、オーラって自分が出すものじゃなく受け取るものでもあって、人が感じるもの。その人に対する一種の評価だと思うんだよね。だから、別に北野映画が好きでもなくて、本人にも興味がない人にはオーラは感じない。彼を愛しているとそれは感じられる。僕は感じましたけどね」



――今作はそんな北野監督の3年ぶりの作品になりますが、これまでとは違った“やくざ”像が描かれていますよね。そのあたり、最初はどんな風に思いました?

「ホント、全然違うよね。コメディを作るんだろうけど、出演者が年寄りばかりだったし、最初はやっぱり笑っちゃったよね(笑)。『アウトレイジ』とか拝見してるけど、今回はそういったのとは違って、楽にできるって言ったらおかしいけど、気分的にはそういった作品。みんな誰でも楽しめるもので、出演してる方も難しいことをやってたら面白くない、とはいえ真面目にやってたけどね」

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