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築地市場の移転は今どうなった? TOKYO ICHIBA PROJECT応援団長の清水国明が語る

Entame Plex / 2015年11月16日 19時53分

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築地市場の移転は今どうなった? TOKYO ICHIBA PROJECT応援団長の清水国明が語る

カランカランと鐘が鳴り、独特の声で競りが始まる――。80年もの間、首都圏の食卓を支え続けた「築地市場」が江東区・豊洲に移転することが決定すると、賛否の声が飛んだ。なかには「歴史と情緒が失われる」との意見もあった。



実際のところはどうなのだろうか?エンタメプレックスは、11月14日にTOKYO ICHIBA PROJECTが開催した「東京いちばセミナー」に出向き、プロジェクトの応援団長を務めるタレントの清水国明にインタビューした。



TOKYO ICHIBA PROJECTとは、築地市場の豊洲への移転に向け、中央卸売市場の機能や役割を都民に再発見・再認識してもらうことを目的としており、セミナーは3度目を迎える。女性限定にしぼった今回のセミナーでは、専門家が23名の参加者に移転の目的をわかりやすく説明した。

■そもそも移転する必要があるの?
話によると、「築地市場がもう限界を迎えているから」とのこと。多くの建物が耐用年数を超えているため、地震などが起きた場合、非常に危険なのだという。「じゃあ直しながら使えば?」との意見もあるが、「再整備するにはあまりにも土地が狭い」「今の施設がパンパンで駐車場や荷置き場が全然足りていない」「時間がかかりすぎる」などの問題が多すぎるのだとか。

■移転するメリットは何?
築地市場は、古い開閉型の施設。豊洲新市場は、温度をちゃんと管理できる閉鎖型施設にすることで、商品を高温や雨風から守り、より鮮度を保てるという。さらに、新市場の広さは、築地市場の約1.7倍と、車や荷物のスムーズな流れを可能にする。

■清水国明インタビュー「現代のニーズにあった施設を」



――セミナーは今回で3回目だそうですが、感触はいかがですか?

「1度目は区別なく、2度目は親子に向けて。今回は女性へのアピールですが、応募がすごく多かったんです。食事を作る女性がたくさんいて、口から入るものへの安全性への関心が高まっている証拠だと思いますね」

――確かにそうですね。

「食が口に入るまでにブラックボックスがあると、それが原因で病を招くケースがある。“完成品”をパッと口にしているけれども、プロセスがわからないと不安じゃないですか?」

――とくに最近はネット上でも「あれがいい」「これが悪い」とソースの不明な情報が飛び交い、よくわからない状態です。

「こうして実際に現場に足を運んで担当者から聞いて確認するのが一番だと思います。不安材料をなくして気持ちよく食べることが、もっとも健康にいいと思うので」

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