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ボランティアは偽善!? 渡辺大が、映画「クロスロード」で青年海外協力隊員役に挑む

Entame Plex / 2015年11月27日 12時30分

 ボランティアは偽善!? 渡辺大が、映画「クロスロード」で青年海外協力隊員役に挑む

ボランティアは偽善!? 渡辺大が、映画「クロスロード」で青年海外協力隊員役に挑む

11月28日(土)より公開の映画「クロスロード」は、青年海外協力隊員が本音でぶつかり合う姿を描いた作品だ。劇中では、あまり目にすることのない協力隊の訓練風景や、派遣先での葛藤などを丁寧に描いている。

主演は、本作が映画主演デビューとなるEXILEの黒木啓司。ボランティア活動に懐疑心を抱く隊員:沢田を演じる。また沢田とは反対に、奉仕の心にあふれる隊員:羽村和也を、俳優の渡辺大が演じ、同作はふたりの対立を中心にボランティアのあるべき姿を浮き彫りにしている。



今回エンタメプレックスは、名優・渡辺謙を父に持ち、実際に世界各地へ足を運ぶことが多いという渡辺大に話を聞いた。彼の目を通して語られる本当の善意の形とは……?

――映画が完成しての感想はいかがですか?

「最近の映画って製作期間がどんどん短くなっていますが、今回の作品ではクランクインの1カ月前にJICA(独立行政法人国際協力機構)で取材をさせていただくなど、考える時間があったのでしっかりと役作りできました」



――劇中では、フィリピンでの撮影シーンがメインとなっていますね。

「フィリピンでの撮影期間は2週間以上あったのですが、当時は不思議な感覚で、まるで日本での生活の倍ぐらいゆったりとした時間の流れを感じましたね。それに世界遺産にも登録されているマヨヤオの美しい棚田を撮るのも映画の大事なポイントで、そこをしっかり撮影できたのはとてもよかったです」

――フィリピンではどのように過ごしていたんですか?

「現地のスタッフのお宅に遊びに行ったりしていました。マヨヤオの人たちは都会と違ってスレていないというか……とても人懐っこくて、撮影をしていると興味津々で近寄ってきたりとかして。フィリピンには日本でいうクラブもあるのですが、どこか牧歌的でカントリーソングなどが流れているんですよ。ステージもあってみんなで楽しく踊るんです。僕らも現地スタッフたちと遊びに行きました(笑)」

――楽しそうですね(笑)。ちなみに今作では、あまり一般的に知られていない青年海外協力隊の実態が明らかになっています。

「福島県の二本松に研修施設があるんですが、僕自身そこで何が行われているかは知らなかったんです。最初の面接でスキルなどに応じてどこの国に派遣されるかが決まるのですが、そこでは来季フィリピンへ行く方たちにいろいろと話を聞きました」

――どんな話を聞きましたか?

「なぜJICAに来たのか、どんなバックグラウンドをお持ちなのか、みんな多種多様な答えでした。事業を立ち上げるための勉強と考えている方や、お子さんがいるなかで、“今しかない!”と2年間看護師として行く方とか」

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