「米国だと違法だよ！」厚切りジェイソンのTwitterで話題の“履歴書問題”を追求！

「Why Japanese people!?（なぜなんだ、日本人!?）」と絶叫し、日本の世相や文化をぶった斬るお笑い芸人・厚切りジェイソン。そんな彼が11月５日、自身のTwitterに寄せられた人生相談をまとめた「日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy」を出版した。「なぜ勉強する必要があるの？」「努力は必ず報われる？」「夢を追うべき？」など、様々な悩みに自身の経験をふまえ、痛快な断言で答えを返してきた彼だが、その中で“履歴書が手書きなのは効率が悪い”とツイートするとなんと1000以上のリツイートが。



日本人にとってはまだまだ履歴書は手書きが当たり前という感じもするが……そこでエンタメプレックスは、この問題について厚切りジェイソンに追求してみた。

――ジェイソンさんのTwitterでの発言はしばしば注目を集め、多々論争を呼んでいます。最近だと履歴書が手書きはアリかナシかで、盛り上がりました。

「僕自身も今の会社に入った（※）ときに履歴書が強制的に手書きだったんですよ。異議を唱えたんですが、『ウチは書いてもらう方針です』の一点張りで。特に理由はなく、『これまでそうしてきているから』とのことだったんです」
※厚切りジェイソンは芸人だけでなくIT企業の役員としても働いている。

――この手書き問題に対してTwitterでは「最後の一文字でも間違えたら書き直し」、「修正テープはNGがマナー」、「この時代電子データでいいはず」と手書き履歴書の効率悪さを主張していますが、確かにそうだと思います。

「それに家族構成などを書く欄がありますよね。あれってアメリカでは違法ですよ。この点も日本に来たときに、おかしいなと感じました。『僕の問題なのに関係ないじゃん！』って。ちなみに定年も違法です。年齢差別ですね。実力で判断してください！」



――なるほど。

「履歴書に関して言えば、写真付きも。見た目で判断するなって。キレイな若い女性を採用してんじゃねーよ！ とか思っちゃいますよ。しかも、たとえそれで入社したとしても、『どうせ寿退社するから』と女性に大した仕事を与えない風習もあったりするでしょう。日本は女性がまだまだ働きにくい国だと思いますね」

――アメリカの場合はどうなのでしょう？

「そんな態度をとったら性別差別で訴えられますよ！ もったいないですよ、実力のある女性がいっぱいいるのに！」



――先日発売された本「日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy」では、そういったジェイソンさんの本音が盛りだくさんのようですね。