木暮太一の、勝手に商品解説 #2『プライベートブランドってなに?』後編

Entame Plex / 2014年2月20日 13時52分

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木暮太一の、勝手に商品解説 #2『プライベートブランドってなに?』後編

『カイジ「命より重い!」お金の話』『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』など、これまでに36冊もの著書を手掛け、累計110万部を達成! また、朝の情報番組でコメンテーターも務める注目の若手経済ジャーナリスト:木暮太一が世の中のわかりづらいあれこれを、わかりやすく解説していきます。
今回は「プライベートブランドってなに?」後編。
プライベートブランドがどうやって、なぜできたのか、その仕組みに迫ります。

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(前回のおさらい)
コンビニや大手スーパーでよく見かける、そのお店のマークが入った商品。それはプライベートブランドといい、コンビニやスーパーなど小売店が自分たちで作って売り始めた商品のこと。これは小売店が利益を増やそうと考えた結果生まれ、お客さんにとっても安く買えるメリットがある。そんなプライベートブランド商品はどうやって作られているのか、話はそこから。



———「プライベートブランドの商品って、店員さんが作ってるの?」

いえ、そうではありません。プライベートブランドの商品は、そのスーパーやコンビニの社員が作っているのではありません。別の工場にお願いして作ってもらっているんです。

———「別の工場??」

そうです。これまで○×チョコや似たようなお菓子を作っていた工場があります。この工場はメーカーの仕事を手伝って、メーカーと一緒に商品を作っていました。その工場に“じゃあ、うちのプライベートブランドの商品も作ってくれない? デザインはうちのオリジナルでお願いね”とお願いするんです。

———「へぇ、そうなんだ」

こうするとスーパー、コンビニなどの小売店は自分たちで工場を建てなくても商品を作ることができるんです。一方で、工場側にもメリットがあります。これまで似たような仕事をしている工場だったら、スーパーからお願いされた新しい仕事もできます。

———「なるほど、そうだね」

仕事をくれる会社が増えれば、工場も経営が安定します。これまで、長く不景気が続いていたので、仕事をくれる会社が増えるのは、工場にとってとても嬉しいことなんです。
プライベートブランドは、お店にも工場にもいい話です。

———「じゃあ反対に、どんな悪い点があるの?」

悪い点、というか“注意点”があります。それは“利益を出したいあまり、苦手なジャンルに手を出してしまうこと”です。
そもそもプライベートブランドは、小売店が集客力を活かして考えた、新しいビジネスモデルです。

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